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船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」をLNG燃料大型石炭専用船向けに初受注【ヤンマーホールディングス】

2021年9月8日

  

船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」をL
NG燃料大型石炭専用船向けに初受注

  



<船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー株式会社(本社:大阪市、社長:田尾知久、以下YPT)は株式会社商船三井(本社:東京都港区、社長:橋本剛、以下「商船三井」)が株式会社名村造船所(本社:大阪市、社長:名村建介)で建造するLNG燃料大型石炭専用船の発電用機関として船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」を受注しました。

船舶分野における排出ガス規制は年々強化されており、世界各地で環境負荷が低いLNG燃料船の導入が進められています。このような市場環境の中、環境性に優れたLNG燃料とディーゼル燃料の両方をフレキシブルに使用できるデュアルフューエルエンジンは、国際海事機関(IMO)3次規制を十分に満足でき、船舶からの温室効果ガス(GHG)排出量低減に寄与することから、近年注目が集まっています。

今後もYPTは、環境負荷低減に取り組み、エンジンをはじめとしたクリーンなパワートレインの開発を進め、お客様のニーズに応える最適なソリューションを提供してまいります。

  

船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」について

「6EY22ALDF」は、推進用デュアルフューエルエンジン開発で培った負荷変動追従性や高い熱効率といった特長を確保しつつ、高精度な空燃比制御技術によりエンジンを常に最適な燃焼状態に維持することで高い信頼性と安定した運転を実現しています。

6EY22ALDF主要目
型式        : 船舶用デュアルフューエル機関
機関型式      : 6EY22ALDF
機関定格出力    : 800kW
シリンダー数    : 6
シリンダー径×行程 : 220×320mm
排気量       : 73L
回転数       : 900min-1
使用燃料      : LNG(液化天然ガス)/船舶用重油

<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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