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自動車リサイクル法に基づく2017年度再資源化などの実績を公表【マツダ】

2018年6月1日

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、2005年1月1日にスタートした自動車リサイクル法に基づき、使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR:Automobile Shredder Residue)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目について、2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日)の再資源化などの実績を公表します。

マツダは、お客さまに預託していただいたリサイクル料金によって、全国で特定3品目の再資源化を行っており、2017年度はASR引取りが台数で15万台、重量で約29,300トン、うち約28,800トンを再資源化しました。ASRの再資源化率は前年実績を上回り98.2%となり、2015年度以降の法定基準70%を2008年度から継続して達成、車両のリサイクル実効率*1で99%を超えています。

さらにエアバッグ類は、13万台(50万個)を引取り、回収処理または車上作動処理*2により再資源化を行いました。エアバッグ類の再資源化率は93.9%と法定基準85%を上回りました。また、フロン類についても14万台を適正に処理しました。

特定3品目の再資源化などに要した費用の総額は14.7億円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金の総額は17.1億円、全体収支は2.4億円の黒字となりました。このうち2.1億円(2016年度収支黒字相当額)を自動車のリサイクルの高度化等に関する学術的・実践的調査・研究、並びに資源の有効活用や環境保護等に関する研究等への助成及び事業を行う、公益財団法人自動車リサイクル高度化財団*3に拠出しました。また、2012年導入の新型車より最新の実績を反映したリサイクル料金の見直しを実施しています。

 マツダは今後も、中長期で全体収支のバランスが取れるよう再資源化事業を推し進め、限りある資源を有効活用する循環型社会の構築に向けた取り組みを継続します。

■ 2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日)再資源化などの実績状況
1.基準の遵守状況*4

*1 使用済み自動車のリサイクル率のことであり、解体・シュレッダー工程で再資源化された比率約83%(’03/5合同審議会資料より引用)に、残りのASR率17%とASRリサイクル率98.2%を乗算したものを加算して算出します。
*2 車上にエアバッグ類を取り付けたままの状態で展開し、リサイクルする方法です。
*3 公益財団法人自動車リサイクル高度化財団、並びに同財団の取り組みについては下記ホームページをご覧下さい。
https://j-far.or.jp/
*4 自動車リサイクル法第25条第2項に基づきます。

*3 公益社団法人自動車リサイクル高度化財団については下記ホームページをご覧ください。
http://j-far.or.jp/

マツダのリサイクル法への取り組み内容について、詳細は下記ホームページをご覧ください。 http://www.mazda.com/ja/csr/recycle/








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