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新機能を搭載したウェイクボード対応のフラッグシップモデル「242X E-SERIES」新発売【ヤマハ発動機】
2016年3月3日
ヤマハ発動機株式会社は、スポーツボートの最上位モデルとなる「242X E-SERIES」を2016年3月3日より発売します。
「242X E-SERIES」は、快適なボーティングを実現する新たなスロットルコントロールシステムと高級感あふれるエクステリア、さらに本格的なウェイクボードを楽しむことのできる装備を採用したスポーツボートのフラッグシップです。
「242X E-SERIES」に採用した新開発のDBW(DRIVE BY WIRE)リモコンは、スムーズかつ容易なシフト操作とスロットル操作を可能にしています。また、2基のエンジン回転数のシンクロ(同調)制御、1本のシフトレバーで2基のエンジンを同時に操作するシングルレバーモード、GPSを利用したスピードコントロールなどの機能も搭載。さらにポリッシュドクロームのシフトレバーやリモコンボックスを採用するなど、デザイン性にもこだわった仕上げとなっています。
この他、快適なクルージングを実現する装備はもちろんのこと、新デザインのゲートタワーの採用、3カ所に設置したウォーターバラストなど、本格的にウェイクボードが楽しめるトーイングボートとしての機能性を併せ持っています。
法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。
開発背景
当社では、半世紀以上にわたって培ってきたエンジン技術と艇体開発技術に加え、エンジンの操作や操船に関わる制御技術を組み合わせた製品開発に取り組み、船外機における「HELM MASTER(ヘルムマスター)」やマリンジェットにおける「RiDE(ライド)」などを開発してきました。こうした流れの中、「242X E-SERIES」では、電子制御技術により、スムーズで容易なシフト&スロットル操作を可能とし、スピードコントロールなど、ウェイクボードをはじめとするトーイングプレイをより充実させ、快適に楽しむための新しい機能を搭載しています。
ジェット推進機を搭載したスポーツボートは発売以来、北米を中心に人気を博してきました。当社のスポーツボートは高級感あふれるインテリアとともに、ジェット推進特有の、水上を走らせることの楽しさを存分に味わえ、かつ様々なマリンプレイに対応します。現在では、マリンジェットユーザーのステップアップ商材としてばかりでなく、従来のガソリンエンジンを搭載したスターンドライブタイプのスポーツランナバウトに代わる新しい乗り物として注目され、国内でも需要が伸長しています。
主な特長
● DBWリモコンを新規に採用
新たな電子制御式のリモコンと多機能メーターにより、2基のエンジンのスムーズかつ容易な回転制御が行えます。
シングルレバーモードでは1本のシフトレバーで2基のエンジンを同時にコントロールすることができ、容易な操縦
性を実現します。
● ウェイクボードをはじめとする本格的なトーイングスポーツに対応
エクステリアを際立たせる重厚感のあるソーラーパネル付きのゲートタワーを標準装備。また、アフト部の左右に2
基、ミジップに1基のウォーターバラストを設置し、ウェイクボードにとって理想的な引き波を創り出すことができ
ます。
ボートの速力を、GPSを利用して設定することが可能となり、ウェイクボード中のドライバーの煩雑なスロットル操
作を軽減しました。
● 高級感あふれるエクステリアとインテリア
DBWリモコンのシフトレバーとリモコンボックスはポリッシュドクロームに仕上げ、さらにハンドグリップやボー
ドラック、オーナメントなどに高級アルミ素材を採用するなど、細部にわたってスポーティな高級感を演出していま
す。
コックピットには皮革調のカスタムインパネを採用し、洗練されたデザインの大型LCDスポーツゲージタコメー
ター、多機能ディスプレーを機能的に配置しています。ステアリングにはデザイン性に優れたアルミスポーツステア
リング、さらにドライバーズシートをはじめとする各部のシートには座り心地に優れた高級素材を使用したクッショ
ンを採用しました。
● ヤマハスポーツボートのフラッグシップにふさわしい技術と装備の継承
高性能エンジン搭載による卓越した加速性能、抜群の操船性能を実現する可動式キール。さらに親水性の高いスイミ
ングプラットホームや充実のサウンドシステムとスピーカーなど、随所にヤマハスポーツボートのフラッグシップに
ふさわしい装備を施しています。
主要諸元
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