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世界初、めっきに黒色感を加えた「漆黒めっき」を開発【豊田合成】
2014年10月28日
レクサスRC Fのラジエータグリルに採用
世界初、めっきに黒色感を加えた「漆黒めっき」を開発
豊田合成㈱(本社:愛知県清須市、社長:荒島 正)は、めっきの有する金属の光輝感に艶やかな黒色感を追加した新しい樹脂めっき技術「漆黒めっき」を世界で初めて※1開発しました。
〔※1 : 2014年10月時点、当社調べによる〕
当社はこれまでにもカーメーカーの多様なデザインニーズに対応するため、クロム調の「ニュートラルめっき」や暗色の「ダークめっき」、アルミ調の「サテンめっき」など、様々な樹脂めっき加飾バリエーションを有していましたが、市場で人気のスポーティな車両デザインを実現するため、「ダークめっき」よりも黒色感の強い新しいめっき技術が求められていました。
従来は、めっき加工後にスモーククリヤ塗装を加えていましたが、クリヤ塗装が経年劣化し光輝感が低下するなどの課題がありました。
そこで、当社の有する材料技術を駆使し、新しいめっき薬液を自社開発することで、めっきそのものでダークめっきよりも約30%※2黒色感を向上させた「漆黒めっき」を新たに開発し、このたびトヨタ自動車株式会社が2014年10月に発表した『レクサスRC F (’14/10発表)』のラジエータグリルに初めて採用されました。
〔※2 : ニュートラルめっきとのL値(黒さの指標)の差〕
豊田合成は今後も世界のお客様のニーズに合った製品開発を通じ、選ばれるグローバルサプライヤーを目指していきます。
『レクサスRCF』のラジエータグリル
〔製品の外枠部が漆黒めっき(一部を除く)〕
主なめっきバリエーション
〔左からサテン・ニュートラル・ダーク・漆黒(新開発)〕
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