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新世代電動式キャリヤにGSユアサのリチウムイオン電池システムが採用【GSユアサ】

2014年9月3日

~蓄電池を主動力源とする世界初の電動式キャリヤ「NeGEM(ネジェム)」~

㈱GSユアサ(社長:依田誠、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)が製造・販売しているリチウムイオン電池システムが、日本車輌製造㈱(社長:中川彰、本社:名古屋市熱田区。以下、日本車輌製造)殿が2014年7月に発売した世界初の新世代電動式キャリヤ「NeGEM(ネジェム)」に採用されました。

このたび、日本車輌製造殿は環境面に配慮し、経済性に優れたNeGEMを開発しました。従来、製鉄所や造船所などで大型重量物を運ぶ重量物搬送車両(キャリヤ)の動力源は大型ディーゼルエンジンが主流でしたが、NeGEMは動力源として、GSユアサのリチウムイオン電池モジュール「LIM50E-8」を搭載しています。このリチウムイオン電池システムは、数多くの走行試験を実施し、GSユアサと日本車輌製造殿が開発したシステムです。

GSユアサのリチウムイオン電池は人工衛星などの特殊用途、鉄道車両やマテリアルハンドリングシステムなどの様々な分野で広くご採用いただいています。ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車など電動化車両の需要が拡大している車載用とともに、今後はさらに、産業分野でも用途拡大を図り、環境負荷低減に貢献してまいります。


【NeGEMの主な特長】

 EV運転時には、排気ガスの排出やエンジン音がなく、快適な作業環境を実現
 工場などで多く使用される交流200V電源からプラグイン充電が可能
 航続距離が長い場合には、小型エンジン駆動発電機で充電しながらの走行が可能


【「LIM50E-8」の仕様】


【NeGEMに搭載された蓄電池の仕様】


【写真】

1. 産業用リチウムイオン電池モジュール「LIM50E-8」


2. 日本車輌製造殿が開発した「NeGEM(ネジェム)」






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