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FCV向け商業用水素ステーションの起工式を実施【豊田通商】
2014年9月1日
豊田通商㈱(以下:豊田通商)は、本日、名古屋市熱田区にて、名古屋熱田水素ステーションの起工式を行いました。式典には、日本エア・リキード㈱の取締役副社長 守舎(もりしゃ)明彦氏、豊田通商の取締役副社長 浅野幹雄をはじめ、トヨタ部品愛知共販㈱、㈱シグマ商事など関係者が出席し、工事の無事を祈願しました。
これは、2014年から2015年にかけて国内自動車メーカー各社が販売を予定している燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle:以下FCV)向けの水素供給を目的としたもので、名古屋市中心部で唯一かつ初めてとなる商業用水素ステーション(以下:水素ST)として、都市部におけるFCV普及に貢献できるものと考えております。
また、豊田通商は豊田市の玄関口の1つである東名高速道路 豊田インターチェンジの近くにおいても、株式会社シグマ商事所有のガソリンスタンドの中に水素STを併設する予定です。豊田インターチェンジ水素STは、法制上の制約をクリアするために既存のガソリンスタンドを全面改装し、一から作り直すもので、今後、こうしたガソリンスタンド併設型水素STの先例として、FCV普及に貢献できるものと考えております。
これら2ヵ所の水素STは、来年1月の開所を見込んでおり、事業運営は、豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー㈱(豊田通商と日本エア・リキードの合弁会社)が行います。豊田通商は、水素STの運営を通じて、水素インフラに関わる実績と知見を蓄積し、水素インフラ社会の普及に向けて貢献してまいります。
水素STの概要
①名古屋熱田水素ステーション
名古屋市熱田区六野1丁目2-9(トヨタ部品愛知共販㈱敷地内)
②豊田インターチェンジ水素ステーション
豊田市深田町1丁目69-3(㈱シグマ商事豊田インターチェンジSS内併設)
会社概要
≪完成予想図≫
名古屋熱田水素ステーション
水素供給方法 : 圧縮水素オフサイト方式
豊田インターチェンジ水素ステーション
水素供給方法 : 圧縮水素オフサイト方式
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