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小型カメラモジュールに実装可能な画像認識用LSIの発売について【東芝】

2014年5月19日

当社は、画像認識用 LSI 「Visconti™2」注1シリーズの新製品として、小型パッケージ(11mm×11mm)かつ低消費電力(Typ. 0.6W注2)で、小型カメラモジュールへの実装が可能な「TMPV7502XBG」を製品化し、本日からサンプル出荷を開始します。量産は2014年11月から開始する予定です。

新製品は、車の電子ミラーやバックモニター用のカメラ画像から歩行者や車両の存在を認識し、運転者に知らせる運転支援システムに応用が可能です。また、道路、交差点などの安全・防犯監視のためのカメラ画像から異常を検知して警報を出すシステムや、室内やビル内の人の位置や人数、動作を認識して空調や照明の最適化を図るシステムなど、スマートコミュニティにおける幅広い用途に適した画像認識用LSIです。

新製品の主な特長

■ 高速で優れた画像認識性能と低消費電力を両立
小型カメラモジュールへの実装を可能とするために、ビデオ入力インタフェースを1チャネル(単眼用)にして回路構成を最適化し、複数の人や車両の同時検知が可能な高度な画像認識性能を有したまま低消費電力(Typ. 0.6W)を実現し、パッケージサイズも11mm×11mm (BGA0.5mmピッチ 324ピン)と小型化しました。
また、画像特徴を用いた高精度な検出技術のCoHOG(輝度勾配方向共起ヒストグラム)注3をハードウェア化して搭載することで、高精度な検出を高速に実行できます。さらに、人物認識に適した画像処理アクセラレータ群を搭載しており、明るさの変化の影響を受けにくく優れた画像認識性能を発揮します。

新製品の概要

新製品の主な仕様

注1 : Visconti™は㈱東芝の商標です。
注2 : 画像認識処理実行時の当社計測による代表値(typical値)
注3 : Co-occurrence Histograms of Oriented Gradients : 輝度勾配方向共起ヒストグラム


■ 新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/new_products/assp/1342683_37644.html


■ お客様からの製品に関するお問い合わせ先 :
車載営業推進部
Tel : 03-3457-3428



本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。





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