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「人とくるまのテクノロジー展2014」に出展 ~新生「クオン」の燃費低減技術を紹介~【UDトラックス】
2014年5月19日
UDトラックスは、2014年5月21日(水)~23日(金)までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2014」に、5月8日に発表した新生「クオン」の燃費低減や操作性向上に貢献するドライブライン技術、および最新の安全技術に関する紹介などをいたします。UDトラックスの社名の由来ともなっているコアバリュー「Ultimate Dependability (究極の信頼)」をベースに環境・燃費・安全性能で技術革新に努めている姿をご覧ください。
UDトラックスはフラッグシップ大型トラック「クオン」を4年ぶりにリニューアルし5月8日に発表しました。今回、リニューアルで進化したエンジンとトランスミッションに関する技術の詳細をご紹介いたします。
進化したエンジンとトランスミッションで燃費を4%改善
新生「クオン」では、最新のGH11型エンジンを搭載し、平成27年度重量車燃費基準を達成、また旧モデル比4%の実燃費向上を行いました。GH11リットル型エンジンは燃費・環境性能を改善するとともに低回転域でも強力なトルクを生み出すことで、優れた発進・加速性を実現しています。
そしてGH11リットル型エンジンの性能を最大限に引き出す12段電子制御式トランスミッション「ESCOT-Ⅴ(エスコット-ファイブ)」。クラス最高レベルの幅広いギアレシオを備え、高度な自動変速制御が可能になっています。すでに日本市場では高い評価を得ており、クオン保有の顧客の約76%が同機能を採用しています。クラッチペダルを搭載しないことで、最適なタイミングでのギアの入れ替えを実現し、効率的で快適なエコドライブを支援しています。テクノロジー展では、このGH11とエスコット-Ⅴを組み合わせたドライブライン技術をご覧ください。
安全機能の充実で、安定した運行をサポート
新生「クオン」では安全な走行を確保するための様々な高性能システムを搭載しています。従来から搭載されているトラフィック・アイブレーキ(TEB)の機能の1つである衝突被害軽減システムを、2014年の新保安基準に適合したAEBS(先進緊急ブレーキシステム)へと進化させました。ドライバーに対して前方車両への接近を警報し、自動減速により衝突を回避または被害を軽減します。
また走行車線から逸脱した場合にドライバーへ注意を促すLDWS(車線逸脱警報装置)をオプションで装備しています。より高い安全性を確保することで、安定した運行をサポートします。こうした予防安全技術を当社の技術者がご説明いたします。
また新興国向けに開発した大型「クエスター」を通じて、新興国のニーズに見合った機能を開発する取り組みについてもご紹介いたします。
UDトラックスは今後も、ボルボ・グループの一員として、研究・開発をグローバルで推進し、お客様が最も重要とする機能において卓越することを目指します。
出展内容
UDトラックスのフラッグシップ大型トラック「クオン」のドライブライン技術
● GH11TCエンジン
● エスコット-Ⅴのカットモデル
先進予防安全装備
AEBS(先進緊急ブレーキシステム)およびLDWS (車線逸脱警報装置)
その他
● 省燃費運転支援システム「燃費王」に関するゲーム
● 3Dジャーニー(GH11エンジン内部を3Dウェアラブルでバーチャル体験)
● 「クエスター」 紹介ビデオ
「人とくるまのテクノロジー展2014」の概要
会期 : 2014年5月21日(水)~ 5月23日(金)
会場 : パシフィコ横浜 展示ホール(神奈川県横浜市)
※UDトラックスは、展示ホール内のブース(No-09)で出展いたします。
「人とくるまのテクノロジー展」は、公益社団法人自動車技術会が主催となり、自動車業界の技術・研究者や技術系学生などを対象に毎年開催しています。詳細につきましては「人とくるまのテクノロジー展」ウェブサイトをご覧ください。
http://expo.jsae.or.jp/
UDトラックスはお客様の車両の燃費・稼働率向上のための輸送ソリューションを提供する商用車ブランドです。1935年に設立されたUDトラックスは2007年以降、商用車、バス、建設機械、船舶用エンジンなどを製造・販売するボルボ・グループの商用車部門のグローバルブランドの1つとして、日本に本拠を置き、国内のみならず世界64カ国に販売ネットワークを展開しています。また日本はボルボ・グループのアジア太平洋地域の本拠地となっています。2012年の販売台数は国内・海外合わせて約2万台超でした。UDトラックスは当社の商品にUDの由来であるUltimate Dependability (究極の信頼)という付加価値を与え、お客様にとって最も重要な機能において卓越することを私たちの使命としています。
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