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カーナビゲーション向け中型液晶モジュール用システム電源ICの製品化について【東芝】

2014年3月3日

5種類の出力電源を内蔵し、実装面積の削減が可能
当社は、カーナビゲーションシステムなどに使用される中型液晶モジュール向けに、5種類の出力電源を内蔵したシステム電源IC「TC7735FTG」を製品化し、本日からサンプル出荷を開始します。

液晶モジュールを駆動するためには、ドライバやコントローラ用に、最大で5種類の異なる電源供給が必要になります。本製品は2個のDC-DCコンバータ、2個のチャージポンプ、および1個のオペアンプを内蔵しており、1チップで液晶モジュールを駆動することが可能です。これにより、実装面積の削減に貢献します。さらに、4.5Vから16Vの広範囲な動作電圧に対応することで車載バッテリーから電源を直接供給することが可能になり、カーナビゲーション向けに適しています。

また、本製品はOTPメモリ注1を内蔵しており、システムごとに異なる電源制御の設定を保存することが可能です。

新製品の主な特長

液晶モジュール駆動に必要な5出力電源を内蔵
4.5から16Vの広範囲の電圧動作に対応
入力電圧によって昇圧と降圧を切り替える自動昇降圧DC-DCコンバータを搭載しており、外部コマンドなどによる設定変更が不要
液晶ごとに異なる電源制御の設定を内蔵OTPに保存可能

新製品の主な仕様

注1 : One Time Programmableメモリ。一度だけデータ書き込みが可能。



■お客様からの製品に関するお問い合わせ先 :

ミックスドシグナルIC営業推進部  Tel : 044-548-2821


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