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台湾高速鉄道の新駅向けシステムを受注【東芝】

2014年2月21日

当社は、台湾高速鉄路股份有限公司から、台湾高速鉄道で新規に建設が計画され、2015年末までに開業予定の3駅向けの放送や信号制御などのシステムを受注しました。受注したのは、苗栗駅、彰化駅、雲林駅の放送システムや案内表示装置、信号制御システム、変電システム、保守管理システムなどで受注額は約28億円です。

2000年に日本企業連合が受注した台湾高速鉄道プロジェクトにおいて、当社は車両の電気品や変電システム、運行管理システム、通信システム、保守管理システムなどを担当しました。また、2012年5月には、川崎重工業株式会社と車両4編成48両を受注したほか、2013年7月に台北駅と南港駅を結ぶ南港延伸プロジェクトにおける変電システムなどを三菱重工業株式会社と受注しています。今回、これらの実績や設備・システムの信頼性が評価され、当社の単独受注につながりました。

台湾高速鉄道は、台湾の二大都市である台北~高雄間(345km)を最速90分で結ぶ鉄道として2007年1月に営業運転を開始しました。2016年には今回の3駅に加え台北駅から南港駅への延伸工事が完了予定で、台湾経済のさらなる活性化に大きな役割を果たすと期待されています。

今後、当社は台湾での経験やノウハウ、インテグレーション能力を生かし、新興国を中心に計画されている高速鉄道プロジェクトに積極的に参画し、その発展に貢献していきます。


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