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<世界初、全自動ブレード制御機能搭載>ICT建機系列拡大 小型ICTブルドーザーを国内市場導入【コマツ】
2013年12月20日
コマツ(社長:大橋徹二)は、世界初(*1)の全自動ブレード制御機能を搭載した小型ICT(情報通信技術)ブルドーザー「D37PXi-23」の国内市場への導入を開始しました。当機は本年9月に導入開始した中型ICTブルドーザー「D61PXi-23」に続く、コマツ製ICTブルドーザーの系列拡大商品です。
小型ICTブルドーザー「D37PXi-23」は、国内の主力クラスである7トン級湿地仕様のブルドーザーに全自動ブレード制御機能を搭載した商品であり、このたびの系列拡大により、幅広い現場への情報化施工導入を実現するとともに、国土交通省が主導する「情報化施工推進戦略」により将来的には広く一般に活用が見込まれている情報化施工の更なる普及拡大を担う主力商品となります。
市場導入は、「D61PXi-23」と同様、情報化施工特有のGNSS測量技術(GPS、GLONASS等)やICT機器管理のノウハウを習得しているコマツのグループレンタル各社およびコマツレンタル㈱から開始しています。一般のお客さまにはまずレンタル車として使用頂くとともにコマツグループの情報化施工のノウハウを活用頂くことで、コマツは情報化施工の更なる普及に向け、お客さまの現場へのスムーズな導入をサポートして参ります。
コマツはICT建機の導入により、従来の建設機械販売ビジネスからICT施工のトータルソリューションを提供するビジネスモデルへの進化を加速し、今後も新しい価値を創造するイノベーションを起こしていきます。
(*1) 当社調べ。市販ベースの主要7機種(クローラー式油圧ショベル、ホイール式油圧ショベル、ホイールローダー、ブルドーザー、モーターグレーダー、リジッド式ダンプトラック、アーティキュレート式ダンプトラック)において。
[ICTブルドーザー「D37PXi-23」]
従来の情報化施工でも可能であった整地の仕上げ作業時だけではなく、掘削作業時を含む全てのブレードコントロールを自動化した世界初の全自動ブレード制御機能を搭載し、作業効率の大幅な向上を実現しています。
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