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新型「マツダ アクセラ」の予約販売を開始【マツダ】

2013年10月9日

-日本メーカー初、「ガソリン」「ディーゼル」「ハイブリッド」を同一車種で国内市場に投入-

マツダ㈱(以下、マツダ)は、新型スポーツコンパクト『マツダ アクセラ』の予約販売を、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて、10月10日より開始*1します。メーカー希望予定小売価格は消費税込みで1,711,500円~2,982,000円、月間販売計画は3,000台です。なお、発売は11月21日のガソリン車*1およびハイブリッド車より、順次、開始する予定です。



新型『アクセラ』は、好評の「マツダ CX-5」、「マツダ アテンザ」に引き続き、マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」*2と新デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した第3弾のモデルです。

『アクセラ』は、2003年の初代モデル発売から2代に渡り、エモーショナルなデザイン、レスポンスの良い楽しい走り、高いクラフトマンシップや優れた環境・安全性能など、常に時代やお客様の期待を超える新しい価値を提供してきました。結果、発売から約10年の間、世界120カ国、370万台以上が販売*3され、マツダの販売台数の3割*3を超える基幹車種に成長しました。

3代目となる新型『アクセラ』には、「SKYACTIV技術」の他、フラッグシップの「アテンザ」に採用した先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」*4を採用。マツダの持つ最新の技術を織り込みました。また、日本メーカーとして初めて、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッドシステムの3種類のパワートレインを同一車種で国内市場に投入*5。お客様の多様化するニーズに、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」をもってお応えします。

さらに、新型『アクセラ』には独自の新カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT(マツダ コネクト)」を初搭載しています。スマートフォンやタブレット端末の普及によりインターネットへの常時接続が日常化している現在、クルマの中においても、様々な情報の取得と発信が可能になっています。一方、この情報量の飛躍的な増加は、運転への集中や安全性を損なうリスクがあるとマツダは考えました。

「MAZDA CONNECT」は、独自の「Heads-Up Cockpit(ヘッズアップ コックピット)」コンセプトに基づき、走行安全性を最優先しながら、クルマを介して人と世界をつなげることで、豊かなカーライフをお客様に提供します。

新型『アクセラ』の商品概要

1. 躍動感を追求し、人々を一瞬で魅了するデザイン
ひと目見て乗りたくなるエクステリアデザイン

マツダの新世代商品共通のデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を採用、ダイナミックで生命感のある動きをコンパクトなCセグメントのサイズで実現。
より低く構えたグリルに、金属の塊から削り出したような重厚な質感の「シグネチャーウイング」を採用した精悍なファミリーフェイス。
新色「チタニウムフラッシュマイカ」、「ディープクリスタルブルーマイカ」の他、デザインテーマ「魂動-Soul of Motion」のイメージカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」など、全8色を設定。

「凝縮」と「開放」を両立したインテリアデザイン
凝縮感のあるドライバーオリエンテッドな空間と、開放的で心地よいパッセンジャー空間を両立。
ステアリングホイールや単眼メーターとドライバーの体の中心を同軸にレイアウト、クルマとドライバーの一体感を演出。
一目見てクラスを超えた高い質感を感じさせる、先進的なインテリア造形とハイコントラストなコンビネーション表現(ピアノブラック&サテンクローム/オフホワイト&ブラックなど)。
室内空間を単に広くするだけではなく、人が本当に使いやすい空間を「絶対価値」として定め、魅力的なデザインと優れたパッケージングを両立。

「SKYACTIV-D 2.2」搭載のXD(クロスディー)には専用アイテムを採用
シグネチャー上部にレッドカラーのピンストライプを採用した専用フロントグリル、ピアノブラック塗装専用リアバンパー、LEDフォグランプ、高輝度塗装アルミホイール、スムースレザーにクロスレッドステッチを施したステアリング、専用シート(ラックススエード®*6/レザー)他

2. 「人馬一体」、走るほどに深まっていく意のままの走り
「人馬一体」を支える理想的なドライビングポジション

自然な脱力状態で次の動きに備えている姿勢(快適関節リンク角)をベースに、ステアリングやペダルなどの主要運転操作機器を配置。
前輪を50mm前方に配置することで、運転席足元スペースを拡大。結果、ホイールハウスとアクセルペダルの干渉を解消し、適正なペダル配置を実現。
先代モデルより100mm後退させたAピラーによる優れた運転視界。
腰回りの接触面積を大幅に拡大し常に正しい姿勢の確保をサポートする新構造のシートを採用。

理にかなった自然な反応と正確なフィードバック
旋回初期、ドライバーの予測する以上のヨーの発生を抑えた「ため」を造りこむことで、ドライバーを含む乗員にとって自然なコーナリングを実現。
アクセルペダルの踏込量と踏込速度に応じて、加速度の変化量を緻密に制御。加速を予測して身構えたドライバーの感覚とクルマの動きが合致。
「SKYACTIV-D 2.2」搭載の「XD」には、よりスポーティーな走りを可能にした専用チューニングサスペンションを採用。

多様化するニーズに対応したパワートレイン ラインナップ
大幅なトルクアップと約26%の燃費性能の向上を可能にしたガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を新たに採用。(セダン2WD AT車、JC08モード燃費比較)
「SKYACTIV-G 2.0」は4-2-1排気を新たに採用。4-1排気の同エンジンを搭載した先代モデルに対し、トルクアップと約9%の燃費性能を向上。(スポーツ2WD AT車、JC08モード燃費比較)
高価なNOx後処理装置無しでポスト新長期規制に適合しながら、4.0L V8ガソリンエンジン車並みのトルクを実現した「SKYACTIV-D 2.2」。
「SKYACTIV-HYBRID」は、「SKYACTIV-G 2.0」を新たにハイブリッド専用として開発、モーターと組み合わせることで、JC08モード30.8km/Lの優れた燃費性能と走りの楽しさを高次元で両立。
変速機は、発進時以外のほぼ全域でロックアップしスムーズかつ素早い変速を可能にした「SKYACTIV-DRIVE(ドライブ)」(6AT)と、手首の返しだけでシフト操作が可能な「SKYACTIV-MT」(6MT)をラインナップ。ハイブリッド車には「電気式無段変速機」を採用。なお、「SKYACTIV-MT」は、「SKYACTIV-G」、「SKYACTIV-D」2WD車全車に搭載車を設定。


3. 走行安全性を最優先に考えた新カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT」
「Heads-Up Cockpit」コンセプトに基づく新世代HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)

運転に集中するためのシンプルで使いやすい表示と操作を可能にしたデバイスを採用。不安運転の要因である「見るわき見」、「意識のわき見」および「操作」を最小化。
コミュニケーション情報のすべてをブラインド操作できるコマンダーコントロール。
見下ろし角15°の少ない視線移動と、判読のしやすさにこだわった独立型7インチディスプレイ。
運転しながらでも最小の視線移動で車速やナビの経路誘導情報や即座に対応する必要のある警告などを確認できる「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」の採用機種をラインナップ。

人とクルマ、そして外の世界へとつながる「MAZDA CONNECT」
スマートフォンと連携したハンズフリー通話、ショートメッセージなどのコミュニケーション機能。
米国HARMAN社が運営するWebコンテンツAha™(以下、Aha)を利用することで、Twitterの新着ツイートやFacebookのニュースフィードを、音声読み上げ機能により確認が可能。Facebookの「いいね!」や音声メッセージ投稿機能の使用も可能。
Ahaを介して世界中4万局以上のインターネットラジオ局へのアクセスが可能。
「i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)」、「燃費モニター」の他、オイルの交換時期などが確認できる「メンテナンス」機能、メーターに表示された警告の内容を確認できる「ウォーニングガイダンス」機能を設定。
ショップオプションのナビゲーション用SDカードをセットすることで、ナビゲーションとしても利用可能。「アクティブ ドライビング ディスプレイ」装着車はディスプレイ上に右左折などの経路誘導を表示。

古くならないシステムを目指したモジュールハードウェア構成
スマートフォンやインターネットの各種サービスおよびシステムの日々の進化に、OSレベルからアップデートすることで対応。

4. 「走る歓び」を支える「優れた環境性能」
最新技術の導入により、さらに高まった環境性能

「SKYACTIV-G 1.5」(2WD)、「SKYACTIV-G 2.0」(AT)搭載車は、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)において75%減税、「SKYACTIV-HYBRID」車は免税の対象。(他のモデルは認可取得前につき、後日公表)
新開発の「アクティブエアシャッター」を「SKYACTIV-G 2.0」搭載車に採用。エンジンを冷却する必要が無い状態では、ロアグリル開口部へ侵入する空気を遮断することで、空力性能を高めるとともに、暖房時間の短縮に寄与、実用燃費が向上。
「SKYACTIV-G」全車と「SKYACTIV-D 2.2」搭載車にはアイドリングストップシステム「i-stop」(アイ・ストップ)を標準装備。「アテンザ」に採用した減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」(アイ・イーループ)を「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-D 2.2」搭載車に標準装備。

5. マツダの安全思想に基づいた、世界基準の安全性能
独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」

「まずはドライバーを尊重し、運転環境の変化に対しドライバーが正しく認知・判断・操作することをサポート。ドライバーが避けられない万一の状況下では、被害の防止・軽減をはかる技術で支援する」、この思想に基づき先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を採用。
「アテンザ」に続き、マツダの先進安全技術を主要機種に設定。

事故を未然に防止する技術(アクティブセーフティ)
危険認知を支援する装備 : 「車間認知支援システム(DRSS)&前方衝突警報(FOW)」*7/「車線逸脱警報システム(LDWS)」*8/「アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)」*9/「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」*10

事故にあうリスクや被害を軽減する技術(プリクラッシュセーフティ)
衝突を回避し被害を軽減するための装備 : 「スマート・ブレーキ・サポート(SBS)」*7/「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)&AT誤発進抑制制御」*11

事故の被害を軽減する技術(パッシブセーフティ)
高い安全性を確保した軽量高剛性ボディ「SKYACTIV-BODY(ボディ)」を採用。
徹底的なフレームのストレート化や十字断面化により前面衝突事故からキャビンを確保。後面衝突に対しても、クラッシュカンの十字断面化やリアフレームを最適なダブルハット型構造とすることで対応。
ルーフレール・Bピラー・アンダーボディを強固な4つの環状構造で形成、側面衝突時のキャビンの変形を抑え乗員の傷害を軽減。

ドライバーの運転を支援する装備
「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」*7/「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」*8

その他、SRSエアバッグシステム(運転席&助手席/カーテン&フロントサイド)*12、ヒル・ローンチ・アシスト(HLA)、エマージェンシー・シグナル・システム(ESS)などを全車に標準装備

新型『アクセラ』のメーカー希望予定小売価格は以下の通り


*1  来春発売予定の「SKYACTIV-G 2.0」のMT車は除く
*2  「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」に基づいて、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を高次元で調和することを目標に開発しているエンジン(ガソリン・ディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーなどの新世代技術の総称
*3  2013年9月1日現在、マツダ調べ
*4  「MAZDA PROACTIVE SAFETY」という安全思想に基づき、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称
*5  2013年10月1日現在、マツダ調べ
*6  「ラックススエード®」は、セーレン㈱の登録商標
*7  20S Touring、20S Touring L Package、XDに標準装備
*8  XDに標準装備
*9  20S、20S Touring、20S Touring L Package、XD、HYBRID-S、HYBRID-S L Packageに標準装備
*10  20S Touring、20S Touring L Package、XD、HYBRID-S、HYBRID-S L Packageに標準装備、15Sにメーカーセットオプションとして設定
*11  20S、20S Touring、20S Touring L Package、XDに標準装備、15Sにメーカーセットオプションとして設定
(MT車はSCBSのみ)
*12  15C(AT車)には装着しない仕様あり
*13  環境対応車普及促進税制による減税措置





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