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除雪性能を大幅に進化させた小型ロータリー除雪機を発売 ~世界初、同軸・同時正逆転除雪機構「クロスオーガ」を搭載~【本田技研工業】
2013年9月26日
Hondaは、硬く締まった雪の除雪作業が簡単に行える機構「クロスオーガ」を世界で初めて※除雪機に搭載し、コンパクトながら除雪性能を大幅に進化させた小型ロータリー除雪機を、11月より全国のHonda汎用製品取扱店(農機特約店、特約ホームセンター、二輪販売店など)から販売します。
クロスオーガ搭載の小型ロータリー除雪機は、小型耕うん機「サ・ラ・ダ」シリーズで好評の同軸・同時正逆転機構をオーガ(除雪部)に採用することで、除雪反力による機体の浮き上がりを抑え、硬く締まった雪へのオーガの食い込み性能を格段に向上しています。これにより、コンパクトな機体でありながら初心者でも扱いやすく抜群の除雪力を実現しています。
Hondaの除雪機シリーズは、雪を押して集めて除雪するブレードタイプや、雪を砕いて飛ばすロータリータイプ、さらに、扱いやすく、楽に除雪が行えるハイブリッド式のロータリータイプなど、積雪量、雪質、除雪量に応じて最適なモデルをラインアップし、降雪地で広く支持されています。
※ 2013年9月現在 Honda調べ
販売計画台数(国内・年間合計)
2,000台
メーカー希望小売価格(税込・国内)
★印は写真掲載モデル
HSS760n JX 420,000円 ★
HSS970n JX 478,800円
HSS1170n JX 520,800円
クロスオーガ搭載小型ロータリー除雪機の主な特長
○ 独自の除雪機構であるクロスオーガは、内側の正転オーガ、外側の逆転オーガで同時に雪をかき砕き、正転側で雪をブロア部へ運び逆転側で作業部の浮き上がりを抑えることで、コンパクトな機体による優れた取り回しと、オーガに採用した強靭なバネ鋼や硬雪専用爪の装備と相まって抜群の食い込み性能を実現しています。また、オーガにバネ鋼を採用することで、石の噛み込み頻度を減少しています。
○ 移動時も除雪時もレバー1本で操作でき、前進・後進ともに無段階で細かい速度調整が可能な油圧式無段変速機「HST」(ハイドロスタティックトランスミッション)を搭載しています。
○ オーガでかき砕いた雪をシューターへ送り込む投雪口ブロアを角型とすることで、シューター内を通る雪のまとまりがよく、放出時の抵抗を軽減。湿った重い雪でも詰まりにくく、トップクラスの投雪距離を実現しています。
○ 投雪距離や方向、投雪角度をスイッチひとつで自在に調整できる2段式電動シューターを採用しています。
○ 力強い駆動力を発揮するハイトラクションクローラの採用により、雪をしっかりとグリップし、機体の横滑り防止にも貢献しています。
○ エンジンの熱を利用して空気の流れを調整することでキャブレターと吸気を温め、低温下でのエンジン始動性を高めるアイシングガードを装備しています。(HSS970n JX、HSS1170n JX)
○ 積算運転時間を表示するアワーメーターを装備。(HSS970n JX、HSS1170n JX)
クロスオーガ搭載小型ロータリー除雪機主要諸元
* 本リリースに表示したエンジン出力は、SAE J1349に準拠し、3,600rpm(エンジン最大出力)で測定された代表的なエンジンのネット出力値です。量産エンジンの出力はこの数値と変わることがあります。完成機に搭載された状態での出力値は、エンジン回転数、使用環境、メンテナンス状態やその他の条件により変化します
※ 最大除雪量、最大投雪量はHonda測定値で、雪質などの作業条件により除雪能力は異なります
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