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小型トラック「キャンター」がオーストラリアで累計販売5万台を達成【三菱ふそうトラック・バス】
2013年8月8日
三菱ふそうトラック・バス㈱(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOアルバート・キルヒマン以下:MFTBC)は、本日、小型トラック「キャンター」がオーストラリア市場での累計販売5万台を達成したことを発表しました。
累計販売5万台目の車両は、オーストラリアの最大の物流会社であるStarTrack社に納入されました。同社は現在3,000台の車両を所有しているとともに、オーストラリアにおける最大のハイブリッド車両を運用している企業です。
オーストラリア市場において、小型トラック「キャンター」は約40年間販売しており、1978年には、小型トラック初のワイドキャブ仕様を投入しています。その際に、“not so squeezy(キャビンが狭苦しくない)”というキャッチフレーズを用い、日本の相撲力士をイメージした、テレビコマーシャルを放映していました。現地では、相撲と”not so squeezy”というキーワードで、小型トラックの居住性を今日までアピールしています。現在は、新しい“SUMO”力士のマスコットキャラクターが、その精神を受け継いでいます。
ダイムラー・トラック・アジア責任者で、MFTBC代表取締役社長・CEOのアルバート・キルヒマンは、「“キャンター”は発売開始から50年間、お客様に対し、FUSOの”All for You“の精神を届けて参りました。これにより、キャンターの輝かしい成功の歴史が作られてきました。”キャンター“は50年間、日本国内だけでなく、地球上の国々で、信頼性があり、素晴らしい性能を持つことを証明し続けてきました。その製品の歴史に加え、”キャンター”は、MFTBCの発展に寄与しています。」と述べました。
MFTBC取締役副社長・セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは、
「当社のキャンターは、お客様の成功体験そのものです。その多くの部分をこのトラックが支えてきました。お客様からのポジティブな反応は、世界中でこのトラックが50年の間、受け入れられてきたことが意味しています。オーストラリア市場でも同様で、キャンターは現在も高い販売台数を継続しており、これからもお客様の幅広い輸送需要に応えられるものと考えます。」と述べました。
オーストラリア市場では、2013年2月、2代目となる小型ハイブリッドトラック「キャンター エコ ハイブリッド」の販売を開始。また、7月には日本からバス初の完成車輸出となる大型路線バス「MP300」を発表しています。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としています。
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