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鉄道車両用シートを初受注 ~ 北陸新幹線「グランクラス」に採用 ~【トヨタ紡織】
2013年4月16日
トヨタ紡織㈱(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)は、鉄道車両用シートを開発し、東日本旅客鉄道㈱と西日本旅客鉄道㈱が共同開発する北陸新幹線の新型車両E7系・W7系の「グランクラス※」に初採用されました。
今回採用されたシートは、新幹線における新たなグレード「グランクラス」にふさわしい高級感と快適性を有しています。最高級な素材を用いて風格あるシートデザインに仕上げるとともに、お客様の体格差やさまざまな着座姿勢でも身体全体をバランス良くサポートする形状で、長時間移動における高い快適性を実現しました。
トヨタ紡織は、自動車用シート分野では、長きにわたり、人間工学に基づいた乗り心地を追求し続けてきました。高級車のシート開発・生産を通じて培ってきた最高級品質のモノづくりを、今回初めて鉄道車両に提供できることは、トヨタ紡織にとって非常に大きな一歩です。
今後もトヨタ紡織は、すべての乗りものに最高の移動空間を提供するために、挑戦し続けます。
北陸新幹線の新型車両E7系・W7系のグランクラスインテリアイメージ
本画像は、東京~金沢間の運行を予定している車両です (画像提供:東日本旅客鉄道㈱)
※:2011年より東北新幹線で運行されている新幹線の新たなグレード。フランス語で「大きな」の意味を表す「Gran」と、英語の「Class」を由来とする造語で、“高級感”に加え、大きな特徴である“ゆとり・居住性”を表現。
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