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二輪車安全運転教育機器「ライディングトレーナー」のソフトウェアを充実させ適用開始【本田技研工業】
2013年3月27日
Hondaは、「安全」に対する効果的な教育を目的とした、二輪車安全運転教育機器「ライディングトレーナー」のソフトウェアの充実化を図り、2月の生産モデル(海外向けを含む)から適用を開始しました。
新しいソフトウェアは、リアリティーを一段と向上させ、より現実の走行に近い感覚で危険予知・予測のトレーニングを行うことを目的にしています。
今回の変更で、実在する15車種の二輪車の外観を採用するとともに、メーター表示やエンジン音、エンジン出力特性も可能な限り忠実に再現しています。採用した15車種は、小型スクーター「PCX」、中型スポーツモデル「CBR250R」、大型スポーツモデル「CB1100」「VFR1200F」などで、世界各国の仕様に合わせたバリエーションとしています。また、先進のブレーキシステムである、前・後輪連動ブレーキ「コンビブレーキ」と、コンビブレーキにABSを組み合わせた「コンバインドABS」の体験機能も新たに追加しました。この新ソフトウェアは、既存のライディングトレーナー導入店で順次更新する計画です。
ライディングトレーナーは、ライダーの危険予知・予測能力の向上に役立つ二輪車安全運転教育機器のさらなる普及を目的に開発。海外では、2005年11月より欧州のHonda二輪販売店などに販売しています。
日本国内では、2006年2月にHonda二輪販売店※や法人※向けに発売。現在、世界53ヵ国で約5,000台が活用されています。今後もさらに普及・拡大を図り、企業活動の重要課題である「安全」に対する取り組みの充実を目指します。
※ 「ライディングアドバイザー」および「ライディングトレーナー研修」修了者の常駐する販売店、法人への販売
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