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ヤンマーフルクローラトラクター“CT1010シリーズ”の発売について【ヤンマー】
2013年1月23日
現在国内では、持続可能な力強い農業育成の一環として、農地集積による作業の効率化を図るため、大区画化・集約化が推進されています。そのような中、近年は大規模担い手農家を中心に大型トラクターの需要が増加しています。またお客様の使用現場においては、大型トラクターの導入により踏圧の作物に対する影響が課題となっており、クローラトラクターが注目を集めています。
当社はこのたび、当社独自の、丸ハンドルFDSによる優れた操舵性と「圧倒的なけん引力」「抜群の低接地圧」を併せ持つフルクローラトラクターCT1010を新発売致します。
1. 製品名
ヤンマーフルクローラトラクター CT1010(101馬力) 1型式
2. 主な特長
1)圧倒的なけん引力と抜群の低接地圧を実現するフルクローラ
1. 同クラスのホイルトラクターと比較して約1.5倍という圧倒的なけん引力で、湿田での多連プラウ等の重けん引作業も余裕でこなします。雪上でのけん引作業や畑地での土づくり作業まで、幅広い作業にお使いいただけます。
2. 接地面が広く、接地圧は0.17kgf/cm2と低くなっています。トラクターの沈み込みが少ないので、湿田走破性に優れています。また、雨上がりのぬかるんだほ場でも作業ができるので、適期作業を求められる畑作にも最適です。
2)フルクローラでありながら抜群の作業性を誇る丸ハンドルFDS
1. 旋回時も両クローラが駆動するので、力強い旋回が可能、軟弱地でもほ場の荒れが少なくなり、後作業も楽に行えます。直進時は専用のHSTで駆動するため直進性が強く、高精度な作業が行えます。
2. 作業速度の調整と前後進の切り替えは、多機能シフトレバーだけで操作でき、右手をレバーから離すことなく操作できます。また、レバーには副変速切替スイッチ、ワンタッチ昇降スイッチ、チョイ上げチョイ下げスイッチも装備されており、作業中は丸ハンドルと多機能シフトレバーだけで操作ができます。
3)パワフルな作業・クリーンな排気を実現するコモンレールエンジン
1. 101馬力の高出力ディーゼルエンジンの搭載で、パワフルな作業が可能です。また、電子制御により最適なタイミングで最適な量の燃料を噴射するコモンレールシステムを採用しています。燃料が完全燃焼することで、クリーンな排気・高出力・低燃費を実現しました。
4)作業に便利な充実機能
1. レーザー作業用の接続カプラが標準装備されており、面倒な追加配線は不要です。また、設定はトラクター標準のコントロールBOXで行えるため、操作も簡単です。
2. 油圧昇降装置は単動・複動の切り替えができ、サブソイラ作業などで刺さり込みが悪い場合も複動油圧で強制的に設定耕深まで下降させることができます。
3. メータパネルには作業に必要な情報を日本語で表示するエコビュー(液晶パネル)を装備。車速やPTO回転数のほか、エラー警告、操作手順、メンテナンス情報なども表示されるため、安心して作業が行えます。
3. 製品価格
10,068,000円~10,194,000円(消費税込み メーカー希望小売価格)
4. 発売時期
発売中
【製品写真】
<注記>
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本件に関するお問合せ先
ヤンマー㈱ 総務部・広報グループ
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FAX:06-6372-2455
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