ヤンマー“ミッドマウント管理作業車 MD20”の発売について【ヤンマー】

2013年1月23日

現在国内においては、国の施策として2020年の食料自給率50％を目指し、大豆、野菜の増産に向けた取組が強化されています。しかし、中耕・除草・培土等の管理作業は炎天下で行われる、農家にとって大変な重労働であり、増産へのネックとなっていました。

そこで当社はこのお客様の課題を解決すべく、視認性・作業性に優れたミッドマウント方式を採用した、小回りの効く3輪タイプのミッドマウント管理作業車MD20を新発売致します。

1．製品名

ヤンマーミッドマウント作業車 MD20

2．主な特長

1）ミッドマウント方式を採用
1．作業機を本機中央に装着するミッドマウント方式を採用しているので、作業状態が足元で見る事ができ、前を向いて作業を確認しながら作業が行えます。また、ハンドルを操作しても作業機が後方にある場合と比較し、作業機のズレが少ない為、精度の高い作業が行えます。

2）ハイクリアランス、軽量3輪タイプ
1．小回りの効く3輪タイプで旋回半径が小さく作物の傷みが少なくて済みます。最低地上高は、約70cmと高く、機体と作物の間に十分なクリアランスがある為、生長した作物の管理作業もスムーズに行えます。また、機体質量が軽く、車輪が同じ所を通らない為、柔軟地での走破性に優れています。

3）高精度な作業
1．作業機が平行に上下し、前後方向の作業姿勢を一定に保つ平行リンク機構を採用しているので高精度な作業が行えます。またUFO仕様においては、「自動」「手動」の水平制御を搭載し、左右方向の作業姿勢も制御できる為、更に高精度な作業が行えます。

4）多機能走行レバー
1．発進・停止・走行速度の無段調節と、作業機の上下・微調節がレバー一本で行える為、操作が煩雑にならず、長時間の作業でも疲れません。