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マツダ財団 2024 年度の研究助成を決定

2024年9月17日

  

マツダ財団 2024 年度の研究助成を決定
-人びとが共に繁栄を分かち合い、心豊かに生きることのできる社会の実現を願って

  

 公益財団法人マツダ財団(理事長 菖蒲田 清孝 以下、マツダ財団)は、2024 年度の研究助成を決定しまし た。

 今年度は、全国の大学・研究機関などからの応募総数が 231 件となり、その中から「科学技術の振興」関係 として 30 件に助成金総額 3,200 万円を、また「青少年の健全育成」関係として 5 件に助成金総額 400 万円の 研究助成を決定しました。合計では、35 件、総額 3,600 万円となります。

 なお、科学技術振興関係の助成対象の中から、選考委員会が特に優れた研究であるとみなした各分野1件、 合計 4 件の研究に対し、「マツダ研究助成奨励賞」を贈呈し、副賞として 50 万円を各々追加助成します(総額 3,200 万円の内数)。

 今年度の研究助成は次の通りです。

1. 科学技術の振興関係は、応募 188 件に対し、助成 30 件、助成金総額は 3,200 万円(100 万円/件、+奨 励賞 50 万円/件)です。現在ならびに将来にわたって解決が求められている科学技術に関する基礎研 究および応用研究を助成対象としています。その中でも、先進的・独創的な研究や未来をひらく萌芽的研 究を期待しています。また次世代を担う若手研究者および循環・省資源に貢献する研究を優先して助成 しています。
中国地方では、「高い安定性を有するイオン性有機光触媒の創製と有機 EL 材料合成への応用」(岡 山大学)等の 6 件が選ばれました。
「マツダ研究助成奨励賞」では、社会的意義や応用展開の可能性のある革新的研究として、「メカノ ケミカル法を用いた結晶歪みの導入による新規光触媒材料の開発」(茨城大学)、「パルス圧縮技術 に基づく微小スペースデブリ検出法の実験的検証」(電気通信大学)など 4 件が選ばれています。
2. 青少年の健全育成関係は、応募 43 件に対し、助成 5 件、助成金総額は 400 万円です。青少年の健 全育成に係る教育現場および市民活動の活性化に役立つ汎用性の高い研究(基礎的研究を含む) で、現代社会の問題・課題を掘り下げた研究を、助成対象としています。 今回は、「自立準備ホーム入所者の非行からの離脱プロセス」(帝京大学)、「こどものポジティブな行動 を促す接し方のプログラム開発:地域住民と協働創造」(沖縄科学技術大学院大学)などが選ばれてい ます。
なお、2025 年度における青少年の健全育成のための市民活動支援につきましては、10 月中旬に、広島・ 山口両県で募集を開始します。

 1984 年に設立されたマツダ財団は、人々が共に繁栄を分かち合い、心豊かに生きることのできる社会づくり に寄与するために、「科学技術の振興」と「青少年の健全育成」を 2 本柱として事業を展開しています。これまで の助成実績は今回を含め合計 2,702 件、20 億 2,078 万円となりました。
マツダ財団は、「つなぐ」をテーマに、今後更なる社会貢献に取り組んで参ります。

  

以上

  

  

第 40 回(2024 年度)マツダ研究助成一覧

マツダ財団ホームページ : https://mzaidan.mazda.co.jp/

  

  

  

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