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自動車リサイクル法に基づく 2023年度再資源化等の実績について【スズキ】
2024年6月20日
自動車リサイクル法に基づく
2023年度再資源化等の実績について
スズキ株式会社(以下スズキ)は、自動車リサイクル法※1に基づき、2023年度(2023年4月~2024年3月)の特定再資源化等物品(①ASR:自動車シュレッダーダスト、②エアバッグ類、③フロン類)に関する再資源化等の実績を以下の通り公表します。
①ASR
●ASRの引取総重量は54,800.2t、引き取った使用済み自動車は383,470台。
●再資源化率は実績値96.5%で、法定基準値70%を上回りました。
②エアバッグ類
●エアバッグ類の引取総個数は1,728,726個、引き取った使用済み自動車は365,453台。
●再資源化率は実績値97.3%で、法定基準値85%を上回りました。
③フロン類
●フロン類の回収量は69,526.6kg、引き取った使用済み自動車は372,750台。
スズキは、自動車リサイクル法により自動車製造業者等に義務付けられている特定再資源化等物品について、お客様から預託を受けたリサイクル料金により適正処理・再資源化を推進し、その責務を果たしています。
スズキが2023年度にリサイクル料金の資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は38.7億円、再資源化等に要した費用の総額は36.8億円、収支は1.9億円の黒字となりました。 この収支黒字1.9億円から、自動車リサイクル推進のために、公益財団法人自動車リサイクル高度化財団に0.5億円を拠出しました。このほか、自社で行なうリサイクル高度化事業「塗膜付き樹脂リサイクル材の製造工程および部品適用の課題解決」に0.3億円を拠出しました。
今後も、資源を有効活用する循環型社会に向けてリサイクル高度化事業を推進するとともに、中長期的にリサイクル料金全体の収支バランスが取れるよう取り組んでまいります。
※1 正式名称は「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
2023年度 再資源化等の実績
対象期間2023年4月1日~2024年3月31日
基準の遵守状況
※1 Automobile Shredder Residue(自動車シュレッダーダスト)
※2 自動車リサイクル法第28条で主務大臣の認定を取得したASR指定引取場所のうち、施行規則第26条に定める基準に適合した施設(基準適合施設)を示す
※3 自動車リサイクル法第31条で主務大臣の認定を所得した、全部再資源化業務委託先(解体事業者、プレス・せん断処理業者)と委託全部利用者(電炉・転炉等)で、ASRを生じさせないで使用済自動車を再資源化する仕組み
※4 ASR再資源化率の基準値は2015年度以降70%以上
収支(資金管理法人から払い渡しを受けた預託金及び再資源化に要した費用)
(参考1)2023年度リサイクル収支から拠出の費用
※5 公益財団法人自動車リサイクル高度化財団については、ホームページをご覧ください。
※6 リサイクル高度化事業の事業報告は、2023年度事業報告書【概要】をご覧ください。
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