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小型トラック 新型「キャンターガッツ」を発売【三菱ふそうトラック・バス】
2012年11月8日
三菱ふそうトラック・バス㈱(代表取締役社長 アルバート・キルヒマン、本社 : 神奈川県川崎市 以下 : MFTBC)は、小型トラック新型「キャンターガッツ」を、1月15日(火)より全国の三菱ふそう系販売会社及びMFTBC地域販売部門から発売します。
新型「キャンターガッツ」の発売により、小型トラック「キャンター」シリーズにおいて、積載量1.5tクラスのラインナップが拡充し、1.5tクラスからハイブリッド車までの幅広い商品ラインナップを実現しています。
なお本車両は、2010年4月に発表された、ダイムラーAGとルノー・日産アライアンスとの戦略的協力関係に基づき、日産自動車㈱とMFTBCとの間で締結された相互OEM(相手先ブランド供給)に関する基本契約の下、日産「アトラスF24」をベースに、MFTBCに供給されるものです。
小型トラック 新型「キャンターガッツ」の商品特長
● 平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合
● 2WD車は全車平成27年度重量車燃費基準達成、九都県市指定低公害車「優」レベル
● パートタイム4WD車、超低床車など豊富な車種展開
新型「キャンターガッツ」(撮影用特別仕様車)
1. 商品概要
(1) 平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合
インタークーラー付ディーゼルターボエンジン「ZD30DDTi」(排気量2.953リットル)を搭載、コモンレール式高圧燃料噴射システムやクールドEGRおよびPM(粒子状物質)を効果的に低減するDPFを採用。これにより、平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)を達成するとともに、PMは基準値から更に30%低減しています。
(2) 2WD車は全車平成27年度重量車燃費基準を達成、九都県市指定低公害車「優」レベル
2WD車は全車、平成27年度重量車燃費基準を達成しているとともに、九都県市指定低公害車「優」に認定される予定です。
(3) パートタイム4WD車、超低床車など豊富な車種展開
キャンターガッツは、ハイ⇔ロー切換付パートタイム4WD車をはじめ、ダブルキャブ車等を設定。荷台高さには超低床のフルスーパーロー仕様も設定しています。
(4) トランスミッション
トランスミッションには、経済性に優れ、イージードライブを実現するツーペダルの6速AMT(機械式自動変速トランスミッション)およびOD付5速マニュアルトランスミッションを設定しています。
(5)サスペンション
サスペンションは、フロントには、優れた乗り心地と操縦安定性を実現するダブルウィッシュボーン式独立懸架サスペンションを採用するとともに、リアには、耐久性に優れたリーフリジッド式サスペンションを設定しています。
(6) クラストップの最小回転半径を実現
1.5トンクラスの小型トラックとしてトップの4.2m(2WDショートボデー車)の最小回転半径を達成。狭い道やタイトなコーナーが多い街中での優れた小回り性、取り回し性を実現しています。
2. 販売目標台数
小型トラック 新型「キャンターガッツ」 500台/年
3. 東京地区販売価格 (消費税含む)
MFTBCは中期経営目標である「FUSO 2015」を2011年に策定しました。5つの柱からなるゴールの一つである「顧客満足度 No.1」は、満足される商品、信頼される営業、頼りになる整備力、そして魅力あるブランドと商品からサービスまで、全てにおいて顧客満足度No.1を目標としています。また、「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」では、「2015年までCO2排出量7.5%削減」を目標にしており、環境・燃費性能に優れた商品をお客様に提供して参ります。
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