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RoboCar 1/10X マルチカーコントロールシステム提供開始【ZMP】

2022年5月31日

  

RoboCar 1/10X マルチカーコントロールシステム提供開始
‐自動運転・AMR・ロボットにおける複数台の遠隔監視・操作システムの研究開発に‐

  

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、現在販売中の自動運転/AI技術開発用ロボットRoboCar 1/10XⓇにて、新たに複数台の遠隔操作を可能にする、マルチカーコントロールシステムの提供を本日より開始いたします。


マルチカーコントロールシステム操作GUI(例)
※本GUIでは3台のRoboCar1/10Xを同時の自動走行させてお り、3台の車両ステータスやカメラ画像が確認できます。

RoboCar 1/10X

無人で走行する自動運転・AMR(Autonomous Mobile Robot)・ロボットにおいては、遠隔からの監視や操作を組み合わせた実装が求められるケースがあります。遠隔監視・操作を前提としたシステムでは、監視者1人にて何台までの車両・ロボットを管理できるかが運用時の採算性に大きな影響を与えるため、上位のロボットコントロールシステムが重要になります。このような研究開発を実際の車両やロボットを用いて実験するには、場所やコストの制約が大きく、シミュレーション環境上での開発も行われていますが、実環境での様々な事象の再現には限界があります。

本システムでは、複数のRoboCar 1/10Xを1台のPCより遠隔操作が可能になります。操作方法としてはゲームコントローラーを使用した遠隔操作から、サンプルアプリとして提供しているNavigationツールを使用した走行経路生成・経路追従走行も複数台同時に動作させることができます。SLAM機能にて作成をした2D MAPを複数台共通で使用し、同じシミュレーション環境(RViz)上にて同時に動作させることが可能になります。これにより今までネックであった実車を用いた複数台コントロールの研究開発から実験も容易に実施できるようになります。

またRoboCar 1/10XではGazeboを用いたシミュレーター環境上での開発もできるサンプルアプリも準備しており、シミュレーター環境での開発から物理的な実験まで一気通貫して実施することが可能です。

RoboCar 1/10X1台と、マルチカーコントロールシステム(ソフトウェア)、その他開発環境とセットで180万円(税抜)、アカデミック価格144万円(税別)にて本日より販売を開始いたします。

なお、すでにRoboCar 1/10Xをご利用の皆さまには、マルチカーコントロールシステムを含んだソフトウェア開発環境の最新版を無償にてご提供いたします。

  

【自動運転/AI技術開発用ロボットカー RoboCar 1/10X】
製品ウェブサイト:https://www.zmp.co.jp/products/robocar/robocar-110x
RoboCar 1/10シリーズは自動車の1/10スケールの車両に、単眼カメラ、前後にLiDAR、加速度・ジャイロセンサ、エンコーダを搭載しています。また、各種センサ情報の取得、速度・操舵角制御、通信などのライブラリを用意。これらを用いて自由にアプリケーションを開発することができるオープンハードウェアです。

【製品仕様】
※本製品仕様は予告なく変更の可能性があります。

  

【製品価格】
RoboCar 1/10X:通常価格 180万円(税別)/アカデミック価格 144万円(税別)
(ソフトウェア開発環境(SDK)付属)
レンタル価格:15万円(税別)/月 ※期間は1ヶ月から対応いたします。

【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます

  

  

  

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