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Hondaの着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」がコマツ電動マイクロショベルに搭載開始

2022年3月29日

  

Hondaの着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」が
コマツ電動マイクロショベルに搭載開始

~モバイルパワーパックの二輪車以外での市場導入は国内初/土木・建設業界へと活用を拡大~

  

Hondaの着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー 以下、モバイルパワーパック e:)」が、コマツ(代表取締役社長兼CEO 小川 啓之 以下、コマツ)が国内でレンタルを開始する電動マイクロショベル「PC01E-1」に採用されました。PC01E-1は、Hondaとコマツで共同開発をしたもので、市場導入に向け実証実験を行ってきました。(参考:https://www.honda.co.jp/news/2021/c210610.html

Hondaは2050年のカーボンニュートラル実現に向けてモバイルパワーパック e:の活用拡大を目指しており、さまざまな企業と搭載機器の検討を行っています。モバイルパワーパック e:を二輪車以外で活用した製品が市場導入されるのは、今回が初めてとなります。


電動マイクロショベルPC01E-1

Honda Mobile Power Pack e:

小型作業機用パワーユニット「eGX」※

PC01E-1は、コマツの建設機械の中でも管工事や造園、農畜産など、人や樹木・花卉と密接した作業現場で利用されることの多いマイクロショベル「PC01」に、モバイルパワーパックe:と電動パワーユニット「eGX」を搭載した電動モデルです。モバイルパワーパックe:は交換式のため、電池残量が少なくなった際もバッテリーを交換することで、充電を待たずに作業を継続できます。また、低回転でも力を発揮できる電動パワーユニットの採用により、換気が困難な場所や、住宅地などの騒音を回避したい使用環境での作業ニーズにお応えするとともに、操作性やメンテナンス性の向上による作業者の負担の軽減や、ゼロエミッションにも貢献します。

Hondaは、カーボンニュートラルの実現を目指して、今後もさまざまな製品へのモバイルパワーパックの活用拡大を進めていきます。お客さまの現場のゼロエミッション化や再生可能エネルギーの活用をさらに進めることで、「環境負荷ゼロ」の循環型社会、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
※ 掲載写真は5月31日に発表したモデルであり、PC01E-1に搭載される仕様とは異なります

  

Honda Mobile Power Pack e:概要

モバイルパワーパック e:は、小型モビリティを含むさまざまな電動機器の動力源として活用が可能な、1.3kWh以上の大容量電力を貯蔵するリチウムイオンバッテリーです。
<特長>
■多用途:
モビリティ以外にも、要件を満たすさまざまな機器の電源として活用が可能です。
■高耐久:
連続放電時の放熱性に配慮することで高温による劣化を防ぎ、通常想定される使用環境下で十分な防水性、耐振動性、耐衝撃性を確保しています。
■データ活用:
内蔵制御ユニットによって自身の状態を判別し、起きた事象を記録します。充電時にコネクターを通じてデータを吸い上げ、バッテリーシェアリング運用や二次利用などの際に活用することができます。


Honda Mobile Power Pack e:

<諸元>
■外形寸法(mm):約298×177.3×156.3
■バッテリータイプ:リチウムイオンバッテリー
■定格電圧:約50.26V
■定格容量:26.1Ah/1314Wh
■重量:10.3kg
■充電時間:約5時間

<参考情報>
Hondaとコマツ 共同開発を開始

~交換式バッテリー「モバイルパワーパック」を活用した電動マイクロショベルの開発および土木・建設業界向けバッテリー共用システムの構築~
https://www.honda.co.jp/news/2021/c210610.html

●着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を活用した取り組みについて
~モバイルパワーパックで拡がる移動と暮らし~
https://www.honda.co.jp/news/2021/c211029b.html

  

  

  

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