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郊外初! 歩行速モビリティⓇ「ラクロⓇ」土浦市での走行実証実験終了【ZMP】

2021年3月11日

  

郊外初! 歩行速モビリティⓇ「ラクロⓇ」土浦市での走行実証実験終了

  

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、運転不要で公道も自動走行可能な歩行速モビリティRakuRo(以下「ラクロ」)を、つちうらMaas推進協議会の主催する「つちうらMaaS実証実験」に提供し、バス停から自宅までのラストワンマイルを担うモビリティとして、土浦市新治地区公民館(茨城県土浦市)付近の歩道において、往復約1.3kmの走行実験を行いました。期間は、2月25日から2月27日の3日間で、うち2日間を一般の方への事前予約制公開試乗といたしました。

ラクロはシニアカーや電動車いすとは異なり、ジョイスティックなどを使った手動操作も必要のない自律移動機能を搭載しているため、誤操作による事故も回避でき、バス停から 自宅までラストワンマイルを担う安全性の高いモビリティとして活用が期待されています。

ZMPはラクロを事業者様へご提供、運営する実証実験を随時受け付けております。

【実証実験について】
ZMPは、バス停から自宅までラストワンマイルを担う安全性の高いモビリティとしての活用を見込み、本実証実験にラクロを提供し、一部信号機も設置されている公道にて往復約1.3kmを事前予約頂いたお客様を乗せ移動しました。事前に取得した高精度地図情報とラクロ本体の障害物センサーやカメラにより、交差点を走行する車や、信号機の色を認識し、安全で快適な移動をサポートすることができました。



記念式典の様子


事業部長 龍よりラクロについてのご紹介

その結果3日間関係者含め、7歳のお子様から70歳代の方、計27名にご体験いただき、「良い経験だった」、「最初揺れが気になったが、慣れて気にならなくなった」等のご感想を頂くことができました。

【自治体、事業者への実証実験の提供メニュー】
本実証実験のように、自治体や事業者によるスマートシティやスーパーシティへの自動運転による歩行速モビリティ実装にむけた実証実験を受け付けております。短期間での準備が可能で、安全性の確認、サービスやビジネス性の検証を実施頂けます。
<実証実験の準備メニュー>
① 事前相談・コンサルティング ・・・自治体、事業者の方針をヒアリングし、実証実験内容をご提案
② 現地調査・地図作成 ・・・現地にてポイント確認と自動運転用地図データの取得
③ シナリオ開発・アプリ開発 ・・・取得したデータを基に走行ルート設定やサービスアプリ開発
④ 実機走行テスト ・・・現地にロボットを持ち込み走行テストとチューニング
⑤ 当日の運営作業 ・・・安全に実証実験を行う体制を提供
⑥ まとめ・報告書提出・・・実証実験の結果分析や報告書の作成

準備期間: 1週間~4週間(実施内容により変動)
費用:200万円~

【歩行速モビリティ「ラクロ」について】


歩行速モビリティ「ラクロ」

ラクロは、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、声による挨拶やお願いといったコミュニケーションを周りの人と取りながら自動走行する一人乗り車いすロボットです。本体に設置された複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、監視し障害物を回避しながら安全に停止できる自動走行により目的地まで安心で確実な移動を提供します。時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行ができます。また、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS)にも登録されています。

製品Web URL:https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro

【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます

  

  

  

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