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小型バス「ローザ」新型モデルを海外初導入【三菱ふそうトラック・バス】

2020年11月5日

小型バス「ローザ」新型モデルを海外初導入
~オーストラリア市場に展開~

フルモデルチェンジで装備、デザイン、燃費経済性が大きく進化
オーストラリアの小型バス部門では市場初となる「衝突被害軽減ブレーキ」などの先進安全装置を新規搭載
「ふそうブラックベルト」を採用したフロントデザインは海外市場向けとしては初めて

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、小型バス「ローザ」の新型モデルをオーストラリア市場に導入しました。小型バス「ローザ」は同国初となる先進安全技術に加え、フロント部分に「ふそうブラックベルト」デザインを採用しています。新型モデルは2021年の春にはニュージーランドでも順次発売予定です。

海外市場としては初めてとなる小型バス「ローザ」の新型モデルのオーストラリア導入は、技術とデザインの両面において大幅な改善を施しました。オーストラリアの小型バス市場では初となる「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)」、「車両逸脱警報装置(LDWS)」、「車両安定性制御装置(ESP®)」の標準搭載を実現しました。また、後部状況を把握できるバックカメラで死角の確認をサポートすることで、ドライバーの安全運転をさらに支えます。教育機関や高齢者支援施設への納車実績がある本市場の「ローザ」のフルモデルチェンジにおいては、これらの先進装備が特に重要な機能改良点となりました。同時に、排出ガス規制ユーロVIに適合したエンジンやDUONIC®2.0(デュアルクラッチ式AMT)の搭載により、優れた燃費性能とスムーズな加速で快適な運転を実現します。

最新安全装備の追加に加え、オーストラリア向けの新型「ローザ」は広範囲にデザインを刷新しました。フロント部分には、「ふそうブラックベルト」デザイン・アイデンティティを海外モデルに初めて採用し、モダンで洗練された外観の車体にLEDヘッドランプを埋め込みました。インテリアではダッシュボードに高画質タッチスクリーン画面や、燃費情報およびメンテナンス情報などのデーターをリアルタイムで表示するメータークラスターを配置しました。さらに、乗客エリアにフラットフロアを導入したことで、より安全かつ快適な乗車を実現しています。

ふそうの「ローザ」はアジア太平洋地域ではここ10年間のベストセラーであり、日本国外ではオーストラリアが最大市場のひとつとなっています。「ローザ」はオーストラリアの小型バス部門で高いシェアを占めており、今回の安全性とデザイン面の強化により本市場でのさらなるプレゼンス拡大を見込んでいます。現行モデルと同様、新型モデルの「ローザ」は三菱ふそうバス製造(MFBM)の富山工場より完成車として輸出しています。

※DUONIC®とESP®はDaimler AGの商標です。

オーストラリア向け小型バス「ローザ」の仕様

座席数:    22または25人乗り
エンジン:   3.0リットル4気筒4P10 Euro VI
定格出力:  129kW/33500rpm
トルク:     430N.m/1600-2860rpm
トランスミッション: 6速DUONIC®2.0デュアルクラッチ式AMTないし5速マニュアル
寸法: 22人乗り 全長6990mm 全幅2070mm 高さ2755mm ホイールベース3995mm
25人乗り 全長7730mm 全幅2070mm 高さ2755mm ホイールベース4550mm








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