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クローラキャリア「C50R-5A」を発売【ヤンマー】
2020年2月25日
ヤンマー株式会社のグループ会社であるヤンマー建機株式会社(本社:福岡県筑後市、社長:奥山博史)は、環境への配慮と高出力を両立したクローラキャリア「C50R-5A」を2020年2月より販売開始します。
<「C50R-5A」4柱キャノピー三方開きベッセル仕様>
本機は、北米(EPA) Tier4 final、欧州(EC) StageⅤ規制に対応した尿素SCRシステム採用のDPF付コモンレールエンジン「4TNV94FHT-NTBC」を搭載しており、特定特殊自動車排出ガス2014年規制(オフロード規制)に対応しています。
従来機で評価が高かった強靭な足回りは継続し、フロントライトにLEDを採用することで暗所での作業性を向上させました。また、液晶モニターを大型化し、視認性と操作性が向上しました。加えてGPS・通信端末搭載機の位置情報を通信システムによって管理する「スマートアシストリモート」を搭載し、お客様の建設機械を遠隔監視することで、メンテナンス時期やマシンのトラブルをすばやく把握し、常に適切なサービス・サポートを提供します。
今後も当社は、安全に作業が行える建設機械を提供するとともに、住宅建設やインフラ整備などの街づくりへの貢献を通じて、あらゆる人が安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。
主な特長
1.特定特殊自動車排出ガス2014年規制(オフロード規制)対応エンジンの搭載
本機は、環境性能とパワーを両立した尿素SCRシステム採用のDPF付ヤンマー製コモンレールエンジン「4TNV94FHT-NTBC」を搭載しています。特定特殊自動車排出ガス2014年規制(オフロード規制)をクリアした、環境配慮型の製品です。
<「4TNV94FHT-NTBC」>
2. 安定した作業を可能にする強靭な足回り
タンブラ中心距離を3145mm確保したことで接地圧が低減し、軟弱地でも力強い走りが可能です。旋回時にはエンジン回転数を瞬時に上げるアンチストール制御により、過負荷によるエンジンストールを未然に防ぎます。また、クローラ(履帯)の張りを自動で調整する自動シュー張り機能を搭載することで、伸びやゆるみによるクローラ外れを防止します。
<「C50R-5A」4柱キャノピー三方開きベッセル仕様、側面>
3.見やすくなった液晶モニターと「スマートアシストリモート」で稼動管理
大型の液晶モニターを装備し、燃料・尿素の残量やバッテリー電圧などを表示するだけでなく、給油・給水時期をお知らせするので、補充忘れによる予期しないダウンタイムを防止します。また、稼働情報管理システム「スマートアシストリモート」の搭載により、GPSと通信端末で位置情報を把握でき盗難防止に貢献するだけでなく、メンテナンス時期の把握や稼動時間の管理が簡単に行えます。
<左:液晶モニター、右:スマートアシストリモート>
商品概要※価格と商品スペックは4柱キャノピー・三方開きベッセル仕様の数値です。
商品名:「C50R-5A」
発売予定:2020年2月25日
標準小売価格:14,271,400円(消費税別)
年間販売目標台数:150台
商品スペック:
商品紹介ページ:https://www.yanmar.com/jp/construction/products/carrier/c50r-5a/
<注記>
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