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高密度熱電対シミュレーション・モジュールを発表【ピカリング インターフェース】

2020年2月12日

ピカリング インターフェース、高密度熱電対シミュレーション・モジュールを発表
1つのPXIスロットで最大32チャネルに対応

電子的試験/検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションのリーディング・プロバイダであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、熱電対の動作シミュレーションに最適な新しい低電圧出力モジュールを発表しました。新製品の「41-761」(https://www.pickeringtest.com/ja-jp/product/41-761-001-pxi-isolated-millivolt-thermocouple-simulator-32channel )は1つのPXIスロットで熱電対シミュレーションの最大32の独立絶縁チャネルに対応できます。電圧範囲は±20mV、±50mV、±100mVで、あらゆる種類の熱電対のシミュレーションに最適です。

「41-761」はピカリングが拡充中の熱電対シミュレータ・ファミリの新製品で、チャネル数は32、24、16、8から選択できます。各チャネルは±20mVで分解能0.7μV、±50mVで分解能1.7μV、±100mVで分解能3.3μVを提供可能な2つのコネクタ・ピンの両端で低電圧出力を提供し、ほとんどの種類の熱電対に対応します。2線式出力とグラウンドからの絶縁により、「41-761」はシステムにコモンモード電圧が存在する場合でも低電圧の高精度シミュレーションへの使用が可能です。各シミュレーション・チャネルはセンサへの配線接続故障のシミュレーションのために、オープン回路に設定することもできます。精度を向上するために、低電圧出力の各チャネルはモジュール上のEEPROMに正確なキャリブレーション・データを記録しています。チャネルの定期的なキャリブレーションは不要です。

熱電対シミュレーションに使用する際、「41-761」は等温ブロックや冷接点補償を不要にすることにより、計測システムへの直接接続が可能です。これをサポートするため、ピカリングは小型銅熱電対プラグにより終端された32、24、16、8の銅ツイスト・ペアを備えた78ピン・コネクタ・ソリューションも提供しています。

ピカリング インターフェースのキース・ムーア最高経営責任者(CEO)は、「熱電対に対する正確で信頼性の高いシミュレーションが防衛、航空宇宙、車載などの要求の厳しい市場のお客様に求められています」と述べ、さらに「この新しい高密度ソリューションはPXIとピカリングのモジュラー型LXI/USBシャーシによるサポートも可能です」と語りました。

詳細については、https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。

ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェースは電子的試験/検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。すべての製品に対し、3年間の標準保証と保証された長期的製品サポートを行っています。また、PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、アプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。

ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。








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