ニュース

フロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティの有用性を検証 「TRITOWN」 初の公道を使った実証実験を実施【ヤマハ発動機】

2019年10月30日

 ヤマハ発動機株式会社は、岐阜県高山市と協力し、11月9日~10日(予備日11月16日~17日)に、岐阜県高山市の高山駅前において、フロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN(トリタウン)」を用いた初の公道実証実験を行います。

 今回の実証実験は、一般の方を対象に高山駅西交流広場を発着場所とした約700mの周回可能な公道を、スタッフ先導のもと「TRITOWN」で体験走行頂き、ご利用頂いたお客様からのご意見をもとに、公道走行による実環境との親和性や観光産業への有用性の検証を行います。

「TRITOWN」は、LMW※機構を備えたフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティです。ライダー自身のバランスコントロールによって姿勢制御を行うシンプルな機構で、ラストワンマイルの移動をワクワク楽しい時間にします。現在開催中の「東京モーターショー2019」でも、来場者に向けた体験機会を用意し、多くの方々に乗車頂いています。

 当社は、2018年12月11日に、「ART for Human Possibilities」を旗印とする2030年長期ビジョンを発表しました。このたびの取り組みは、その中のひとつである“Transforming Mobility(モビリティの変革)”を目指す活動の一環です。
※ LMW = Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称、商標登録第5646157号。

実証実験の概要
実施主体   :高山市TRITOWN公道走行実証実験運営協議会※1
        ※会員: 岐阜県高山市、ヤマハ発動機株式会社
期間     :2019年11月9日(土)~11月10日(日)
        ※予備日: 2019年11月16日(土)~11月17日(日)
        ※天候により乗車できない場合があります。
場所     :岐阜県高山市高山駅西交流広場発着
        (岐阜県高山市昭和町一丁目22-2)
車両/台数   :TRITOWN (トリタウン) / 6台 (先導車両を含む)
開催時間   :10:00~15:45
利用料金   :無料
所要時間   :約45分 (講習時間含む)
参加申込方法 :事前に電話予約、または会場にて当日受付
        ※電話予約: 0538-32-9715
         (高山市TRITOWN公道走行実証実験運営協議会 ヤマハ発動機事務局)
参加条件   :16歳以上、70歳以下 (原付免許以上必要)
        ※安全講習を受講いただきます。
        ※状況により乗車をお断りする場合があります。
        ※未成年者の参加には、保護者の方の同意を必要とする誓約書へご記入いただきます。
参考URL   :高山市ホームページ:http://www.city.takayama.lg.jp
        TRITOWN参考動画:https://youtu.be/haoTcYLkmCQ
※1 国土交通省発行の“搭乗型移動支援ロボット認定申請の手引き”の
  “公道実証実験に関する手続き”に準じて協議会を設置。

TRITOWNの概要
重量     :約40kg
寸法     :1,140㎜×620㎜×1,140㎜
速度     :最高25km/h
        ※状況により最高速度を制限している場合があります。
モーター形式 :インホイールモーター
モーター出力 :500W
バッテリー形式:リチウムイオン
バッテリー電圧:48V
バッテリー容量:380Wh
充電時間   :約2時間
走行可能距離 :約30km

読者・視聴者からのお問い合わせ
高山市TRITOWN公道走行実証実験運営協議会 ヤマハ発動機事務局 0538-32-9715 (実証実験終了まで)








ヤマハ発動機株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ヤマハ発動機
#パーソナルモビリティ
#実証実験
#2019年10月30日