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新型GCVエンジンを搭載した歩行型芝刈機「HRX537」を発売【本田技研工業】
2019年3月12日
Hondaは、歩行型芝刈機「HRX537」をモデルチェンジし、3月13日より全国のHondaパワープロダクツ取扱店および取扱ホームセンターで販売します。
芝刈機HRX537
新型HRX537は、従来モデルの190ccクラスから200ccクラスに排気量を拡大したことで出力とトルクを約10%向上させた新型汎用エンジン「GCV200」を搭載。出力・トルクの向上により、高密度で硬めの芝でも美しく迅速に刈り取ることを可能としました。さらに、排気量を拡大しながらも搭載エンジンの重量を従来モデル比で約1.3kg(約9%)※1軽量化したことで、機体の軽快な取り回しを実現しています。また、新型GCVエンジン搭載により、トップカバーのデザインも流麗なフォルムにリニューアルしました。
さらに、新オートチョークシステムの採用により始動性を向上※2。エンジンレイアウトや燃料給油口の大径化により、メンテナンス性や機能性も向上※2させています。
HRX537は、2005年に国内販売を開始して以来、HST(油圧式無段変速機構)、ブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)、2枚刃ブレードに加え、可変マルチング機構「Variable Mulching System(VMS)」採用による高効率な作業性能が支持され、歩行型芝刈機の上級モデルとしてご好評いただいております。
※1 GCV190エンジン全装備質量比較。Honda調べ
※2 対従来モデル比較
販売計画台数(国内)
年間:600台
メーカー希望小売価格(国内)
HRX537 C5
183,600円(消費税抜き本体価格 170,000円)
新型HRX537の主な特長
エンジン性能
・GCV190搭載の従来モデルに対してパワーとトルクを約10%向上した新型汎用エンジンGCV200を採用することで、
高密度で硬めの芝の刈り取りも迅速かつ均一に仕上がります。
・構造や構成部品の最適化を図ることで、排気量の拡大により出力およびトルクアップを実現しながらも、
エンジン重量を従来モデル比で約9%(約1.3kg)軽量化。機体の軽快な取り回しに寄与しています。
デザイン
・GCV200の搭載により、トップカバーを安定感と直進性をイメージした流線型の新デザインに変更しています。
使い勝手&メンテナンス
・オイルフィラー(注入口)の長さや位置を最適化することで、スムーズなオイルの入れ替え作業を
実現するとともに、カッターデッキへのオイル垂れや付着を防止するなど、
従来モデルに対して使い勝手を向上させています。
・燃料給油口の口径面積を従来モデルの2倍以上に拡大することでタンク内の燃料注入量の容易な確認と
簡便な注入作業を実現しています。
・新エンジンレイアウトにより、メンテナンスの簡素化を実現。販売店におけるメンテナンス作業効率を
大幅に高めています。
好評の作業性能を継承
・グラスバッグの集草量をレバー操作ひとつで10段階に調節可能な可変マルチング機構
「VMS(Variable Mulching System)」を搭載。また、芝の生育状況などに合わせて4つの芝管理機能を
選択できることで、収草量を減らし刈り芝の廃棄回数を軽減でき作業効率を高めています。
(1)基本作業となる、刈芝のグラスバッグへの収草
(2)刈芝を後方へ放出(ディスチャージ)
(3)細かく刈った芝の一部を刈り取り面に戻す(可変マルチング)
(4)落葉を細かく裁断し収納(リーフシュレッダー)
上記の作業は、本体のクリップディレクターレバーによる収草量の調節と、本体後部のグラスバッグの着脱を行うことにより、簡単に変更が可能です。
・刈刃は2枚ブレードの装備により芝のきめ細かい裁断を可能にし、マルチング作業に高い効果を発揮します。
・油圧式無段変速機構「HST(Hydrostatic Transmission)」の採用により、作業条件に応じた、
車速設定が可能です。
・ブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)の採用により、芝捨て時に刈刃レバーから手を放せば
刈刃だけが停止し、芝捨て時のエンジン再始動を不要としています。
新型HRX537主要諸元
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