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国内初!GPSによる直進アシスト機能付きコンパクトトラクタ発売【クボタ】

2019年1月17日

国内初!GPSによる直進アシスト機能付きコンパクトトラクタ発売
~簡単操作で野菜を作る担い手層にも小規模水田農家にも貢献~

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長 木股昌俊 以下、「当社」)は、ハンドルの自動制御で不慣れな方でもまっすぐに作業が可能なGPS農機「NB21GS」を発売します。コンパクトなサイズと簡単操作で野菜を作る担い手層や小規模水田農家の省力化や軽労化に貢献いたします。 記

ファームパイロットシリーズ「NB21GS」

1.製品の概要と発売のねらい

当社は農業の省力化や高精度化、低コスト化に寄与するため、自動運転トラクタを含むGPS農機「ファームパイロット(Farm Pilot)シリーズ」を2016年から順次発売しラインナップを拡充しています。なかでも、直進をキープする機能を搭載した田植え機は好評で順調に販売を伸ばしております。

これまでのGPS農機のラインナップは主に担い手向けの大型機種が主体でしたが、このたび初めて小型の機械にGPSによる直進アシスト機能を搭載しました。

直進精度が必要な作業では熟練者がハンドル操作に集中して作業を行いますが、「NB21GS」はハンドル自動制御により機械の操作に不慣れな方でも簡単に楽にまっすぐ作業することができます。熟練者の確保が難しい担い手の人手不足解消や小規模農家の省力化・軽労化などの課題解決にお役立ていただけます。

2.主な特長

(1)直進アシスト機能
一工程目で始点A・終点Bを登録し直進の基準線を設定すると、次工程からは直進アシスト機能を「ON」にするだけでハンドルが自動制御され、基準線に対して平行にまっすぐ作業ができます。直線を保つためのハンドル操作が不要なので、作業状況の確認や調整に集中できて能率が向上します。

基準線の登録や直進アシスト機能の「ON/OFF」は手元の十字レバー「GS操作レバー」で簡単に操作できます。

直進アシスト機能は5°以内の傾斜にも対応しているので、丘陵などの畑でもご使用いただけます。

別売りのRTK-GPS対応アンテナとGPS基地局を利用すればより高精度な作業が可能です(GS2仕様のみ)。

(2)手動補正スイッチ
GPSの測位状況によって作業中に直進のズレが生じた場合にはハンドル横の「手動補正スイッチ」で簡単に左右方向の軌道修正ができます。スイッチ操作1回あたりの補正量は0.5cm単位で最大5cmまで設定可能です。

(3)カラー液晶モニタ
直進アシスト機能の操作方法やGPSの測位状況等、直進アシスト機能に関わる情報を4.3インチカラー液晶モニタにイラストでわかりやすく表示します。手動補正スイッチの補正量設定などの各種設定も簡単に行えます。

(4)安心サポート機能
直進アシスト機能使用時でも手動ハンドル操作が優先されるので、障害物を避ける等の緊急時でも安心です。

GPS受信状態の低下や作業終了位置の接近、傾斜角が大きく(前後左右10°以上)なったときなど、作業上注意が必要な場合は、カラー液晶モニタの表示とブザーでお知らせします。


直進アシスト機能の操作イメージ

3.発売時期

2019年1月

4.希望小売価格


5.目標販売台数

400台(初年度)

製品に関するお問い合わせ先
農機国内営業部 製品企画グループ (TEL:06-6648-3938)

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。








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