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大型路線バス「エアロスター」に安全装置を新たに搭載し新発売【三菱ふそうトラック・バス】
2012年4月20日
~クラス初のブレーキオーバーライドシステムを採用~
三菱ふそうトラック・バス㈱(代表取締役社長 アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市 以下:MFTBC)は、安全性を向上させ、新たに大型路線バス「エアロスター」(ノンステップ、1ステッ プ、2ステップ仕様)を、7月2日(月)より全国の三菱ふそう系販売会社及びMFTBC地域販売部門から発売します。
大型路線バス「エアロスター」は、2012年7月に施行される安全規制※に適合し、トップクラスの安全性を備えました。
新 たに、アクセルとブレーキが同時に操作された際には、ブレーキ操作が優先される新開発の「ブレーキオーバーライドシステム(BOS)」をクラスで初めて採 用。全車に標準装備することで、安全性を大幅に向上させました。また、シートベルトは、全車の運転席に3点多重感知式「ELR付シートベルト」を標準装 備、2ステップ仕様車の客席に2点多重感知式「ELR付シートベルト」を標準装備(最前列シートには3点多重感知式ELR付シートベルトを標準装備)するなど、乗員保護規制(ECE規制)に適合させ乗員の安全性も向上させました。
その他に、ノンステップ、1ステップ仕様車に停車補助装置を搭載し、乗降時の安全性を向上させました。
MFTBC はトラック、バスの全車に排気後処理装置「BlueTec®システム」(再生制御式DPF+尿素SCR)を搭載することにより、PMとNOxの排出量を基 準値より10%低減し、ポスト新長期規制(平成21年度、平成22年規制)に適合しています。今回の大型路線バス「エアロスター」も同様に適合しており、 加えて平成27年度重量車燃費基準を達成したことにより、自動車重量税と自動車所得税が最大50%減税となる「新エコカー減税」と最大90万円の補助を受 けられる「新エコカー補助金」の対象にもなりました。
※ ECE規制(ヨーロッパ経済委員会が定める国際基準)に準じた安全規制。
大型路線バス「エアロスター」の主な特長
● 2012年7月に施行される安全規制に対応し、乗員の安全性を向上
● クラス初のブレーキオーバーライドシステムを標準装備し、誤操作を防止
● 運転席に3点多重感知式ELRシートベルト(ショルダーアジャスター機能付)を採用
● 多重感知式ELR2点式ベルト(一部3点式)の採用(2ステップ仕様車)
● 停車補助装置を搭載し、乗降時の安全性を向上(ノンステップ仕様車、1ステップ仕様車)
1. 商品特長
(1)クラス初のブレーキオーバーライドシステムを標準装備
アクセルペダルを踏んだままの状態でブレーキペダルを踏んだ際に、ブレーキを優先するブレーキオーバーライドシステムを全車に標準装備しました。これにより、誤操作による事故を防ぎ人と車両を守ります。なお、大型路線バスクラスで初めての採用になります。
(2)シートおよびシートベルトの安全性を向上
全車の運転席に多重感知式ELR3点式シートベルトを採用し、ドライバーの安全性を確保するとともに装着性を高めるショルダーアジャスター機能も採用しました。また2ステップ仕様の客席に、安全性が高い多重感知式ELR2点式シートベルト(最前列客席には多重感知式ELR3点式シートベルト)を採用しました。
その他にもより強い衝撃に耐えられるようにシート取り付けの強化、ならびにシートバックの緩衝性を向上させることで衝突時の衝撃軽減も図っています。
(3)停車補助装置を搭載し、乗降時の安全性を向上
中扉開またはISS(アイドリングストップ&スタートシステム)作動により、ギヤが自動的にニュートラルになっている間は、一定のブレーキ圧で停車を補助する装置を新開発しました。坂道などで不用意に車両が動き出さないよう、停留所での乗降時やISS作動時の安全性を向上しました。
(4)尿素水タンクの樹脂化対応による容量増加
尿素水タンクをスチール製から樹脂製に変更することで、タンク容量が7ℓ増の40ℓになりました。また、排気後処理装置「BlueTec®システム」(再生制御式DPF+尿素SCR)を改良することで、AdBlue®の給水頻度を低減し利便性が向上しました。
2.販売目標台数
3. 東京地区販売価格 (消費税含む)
「BlueTec®」はDaimler AGの登録商標です。
「AdBlue®」はドイツ自動車工業会の登録商標です。
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