ニュース
大人数で洋上の非日常体験を楽しむオープンタイプモデル スポーツクルーザー 「SR330」 新発売【ヤマハ発動機】
2018年7月13日
大人数で洋上の非日常体験を楽しむオープンタイプモデル スポーツクルーザー 「SR330」 新発売
ヤマハ発動機株式会社は、オープンタイプのスポーツクルーザー「SR330」を、2018年8月より発売します。
「SR330」は、「グラマラス(魅力的でワクワクさせる)・ボーティング」をコンセプトに開発したスポーツクルーザーです。ボリューム感とスポーティなイメージを併せ持つ流線型の外観デザイン、さらに定員となる15名がデッキ上に集うことのできる広さと、開放的なシートレイアウトが大きな特徴となっています。また、大人2名が休むことのできる電動スライドベッドを採用したバース(寝台)や空調付きのトイレルーム、デッキにはオーディオ機器や冷蔵庫を標準装備するなど、快適で楽しいボートライフを提供します。
エンジンには4ストローク船外機「F300B/FL300B」を採用(2基掛け)し、卓越したスピード性能を発揮。洋上でのボートドライビングの魅力を高めました。
また、定点保持機能を備えた船外機用操船制御システム「HELM MASTER®(ヘルムマスター)」や様々な電子機器の情報を集約して表示できるタッチスクリーンカラーディスプレイ「CL7」を採用するとともに、視認性の高い12インチマルチファンクションディスプレイを標準装備するなど、操船における利便性、快適性を提供します。
「SR330」
開発背景
当社では、船外機を搭載したスポーツクルーザーのシリーズとしてオープンタイプの「SR310」、キャビンとフライングブリッジを備えた「SR320FB」をラインアップしており、「SR330」はシリーズ最上級モデルとして発売するものです。開発にあたっては「グラマラス・ボーティング」をコンセプトとし、「多くの仲間と共有する非日常体験」を追求。大人数がゆったりと座ることのできるシートレイアウトにより、魅力ある開放的な空間を作り出し、スピード性能を高め、洋上を走る楽しさと、快適な乗り心地を両立しています。販売にあたっては、ライフスタイルに新しさを求める富裕層による新規購入、また、従来の輸入艇やランナバウトモデルからの代替、さらに沖縄などのリゾート地にセカンドボートを所有するなど新たなボートの所有スタイルの提案も視野に入れています。
主な特長
グラマラスな外観デザインと開放的なデッキスペース
・エクステリアにはボリューム感と美しい流線型を基調とした外観デザインを採用。
また印象的なデザインのハードトップを採用しています。
・アフトデッキ(船尾側甲板)に8名分、バウデッキ(船首側甲板)に7名分の座席を確保。
それぞれにテーブルとカップホルダーを機能的に配し、大人数が開放的な空間を共有できる
シートレイアウトを採用。アフトデッキとバウデッキの空間は、「中」と「外」を意識したデザインとし、
一つの空間でありながら、それぞれに優雅なサロンクルーザー、アクティブなバウライダーという二つの
表情を持っています。またコックピットのドライバーズシート、ナビシートのほか、前向きに着座できるシートを
左サイドに設置。定員のすべてが余裕を持ってクッション付きシートに座ることができます。
・ハルカラーは標準のホワイトの他、工場OPのブラックとワインレッドの計3色から選択可能です。
高い走行性能と操縦性
・4ストローク船外機「F300B」および「FL300B」(カウンターローテーション仕様)を搭載。
卓越したスピード性能を発揮し、ヤマハの船型技術により快適な乗り心地を実現しています。
・定点保持機能「SetPointTM」を備えた「HELM MASTER®(ヘルムマスター)」の採用は、
港内での離着岸をはじめとする狭いエリアでの操船性を高めます。また、ヘルムマスターの採用を前提とした
船外機の取り付け位置や船底形状により、その効率を最大化しています。
・最大4基までの船外機の運転情報を同時に一つのスクリーンに表示することができる
タッチスクリーンカラーディスプレイ「CL7」を採用。GPSや魚群探知機の機能表示、レーダー、
マリンオーディオなど多様な電子機器の情報表示とスクリーンタッチ操作が可能です。
※定点保持機能は航行時の船長の操船サポート機能であり、通常航行と同じく周囲への警戒が必要です。
優雅な空間演出と居住空間
・木目調のフロア、間接照明、水中ライト(工場OP)、人工大理石のカウンタートップとシンクの採用など、
優雅で快適なデッキ上のひとときを演出します。また、Bluetooth対応のオーディオシステム、
バーベキューにも使用できる電気グリル、冷蔵庫を標準装備し、大人数でのボート遊びを盛り上げます。
※電気グリルは係船場所のルールを確認の上お使いください。
・空調とシンクを備えた独立トイレルームを設置。また、大人2人が横になれる電動スライドベッドを採用した
バースを設置し、プライベートな空間を確保しています。
・「HELM MASTER®」の特徴を活かし、広いトランサムエリアを確保するとともに、センターステップ、
ステップラダー、シャワー等を備え、水際へのエントリーの容易さと、快適性を求めました。
【側面図、デッキ/キャビンレイアウト図】 ※オプション装備品を含む
主要諸元
ヤマハ発動機株式会社ホームページはこちら