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三重県津市にスーパーエンプラ材料の第 2 工場を建設【佐藤ライト工業】
2018年3月19日
三重県津市にスーパーエンプラ材料の第 2 工場を建設
半導体関連 分野における受注増加を受け、 特殊樹脂 材料の開発 ・ 生産 拠点 を拡
プラスチックス成形部品の特殊加工メーカーである佐藤ライト工業株式会社(代表取締役:佐藤伸 夫、本社:三重県津市)は、半導体/エレクトロニクス用途向け圧縮成形母材、自動車や各種産業 分野向け特殊コンパウンドなど、高機能性樹脂材料の開発および生産体制の拡充を図るため、三重 県津市の「あのつ台工場(中勢北部サイエンスシティ内)」において、2018 年 5 月下旬から第 2 工 場の建設に着手したことを明らかにしました。
このたび着工した第 2 工場は、グループ会社の株式会社 PBI アドバンストマテリアルズ(代表取締 役:佐藤伸夫、三重本社:三重県津市/東京本社:東京都中央区、以下 PBi-am)が手掛けるスー パーエンプラ材料の開発と生産を目的としています。第 2 工場の延床面積は 1690.5 平米で、2018 年 10 月に完工、2019 年 1 月より稼働開始の予定です。なお本件に関する投資額は非公表です。
PBi-am は、超耐熱性 PBI(ポリベンゾイミダゾール)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン) 樹脂や PI(ポリイミド)樹脂などのスーパーエンプラに対して炭素繊維やセラミックなど各種フィ ラーを配合した高付加価値なコンパウンド材料の開発と販売を手掛けています。現在 PBi-am は、 2016 年 3 月に稼働開始したあのつ台工場(第 1 工場)と、佐藤ライト工業・亀山工場(三重県亀 山市)の 2 拠点で各種樹脂材料の開発および生産を行っています。
PBi-am では 2017 年初頭から、半導体関連分野の製造・検査装置部品などに用いられるスーパー エンプラ材料の需要が急速に高まっていたことから、生産体制の強化に迫られており、今回の第 2 工場建設を決めたものです。第 2 工場の完成後は、亀山工場で稼働している PBi-am 保有の各種試 験装置や成形機を新工場に移設するとともに、成形機を含めた各種装置の新規導入によって、生産 能力を現状の 2 倍程度に拡張します。
佐藤ライト工業の佐藤社長は、「当社は 2012 年 7 月に将来的な生産能力拡張のため中勢北部サイ エンスシティに新工場用地を取得しました。この工場用地(平場面積・約 12,000 平米)は、4 区 画に分けて順次工場を建設する予定です。2016 年 3 月には第一期工事によってあのつ台工場(第 1 工場)を稼働させており、今回が第二期工事となります。残りの 2 区画についても稼働状況をみ ながら計画を進めてまいります。」と話しています。
【佐藤グループについて】
佐藤グループは、佐藤ライト工業株式会社を持ち株会社とする樹脂加工メーカーです。三重、大分およ び東京を拠点に、材料開発から射出成形、超音波溶着、圧縮成形、ヒートシールといった様々な加工技 術を駆使し、ユーザーニーズに適合した製品の設計・開発から組立までのトータルソリューションを提 供しています。同社では、独自に生産設備の開発を行うことで生産効率の向上に務めると共に、厳しい 品質管理により生み出された製品は、OA 機器部品・自動車部品・家電製品などの幅広い分野に供給さ れています。www.sato-gr.co.jp
【PBI アドバンストマテリアルズについて】
佐藤グループの一員である株式会社 PBI アドバンストマテリアルズ(PBi-am)は、超高耐熱性樹脂であ る PBI(ポリベンゾイミダゾール)の日本国内向け販売を手掛けるほか、樹脂メーカーから一次供給さ れる材料に対して炭素繊維やガラス繊維などの各種フィラーを配合したコンパウンド材料の開発・販売 を行っています。PBi-am では顧客が要求する特性を発揮する様、特に高耐熱性樹脂材料に対して各種 フィラーの配合をカスタマイズすることにより、顧客の要望に特化したカスタマイズ・コンパウンド材 料を設計し「PBi Shapes」のブランド名で販売すると共に、自社内で加工用母材、機械加工完成品およ び射出成形完成品を製作しています。www.pbi-am.com
【お問い合わせ】
㈱PBI アドバンストマテリアルズ
PR TEL: 03-6380-6050 FAX: 03-6380-6051
Email: y.sasaki@pbi-am.com
広報担当・㈱東京
TEL: 03-3273-2731 FAX: 03-3273-2734
Email: fukushima@tokyopr.co.jp
■第 2 工場の完成予想図
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