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中国・広州JFE鋼板有限公司 No.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備の稼動について【JFEスチール】

2012年4月4日

JFEスチール㈱(社長:林田英治)と広州鋼鉄企業集団有限公司(董事長:張若生)が合弁で出資する広州JFE鋼板有限公司(以下「GJSS社」))は、高級鋼の需要増加に応えるべく設備増強工事を進めてきましたが、このたび、その主要設備であるNo.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備を稼動させました。これにより、冷間圧延、連続焼鈍設備と二基の溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備を備えた生産体制が整います。

今回の増強工事では、(1)冷延鋼板製造設備(年産180万トン)、(2)連続焼鈍設備(年産100万トン)、(3)No.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備(年産 40万トン)の新設を進めてきました。2011年7月には冷延鋼板製造設備が、同年8月には連続焼鈍設備が営業生産を開始しており、今回のNo.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備の稼動により、すでに稼動中のNo.1溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備と合わせた溶融亜鉛鍍金鋼板の年産能力は80万トンまで増加します。

中国では自動車、家電の需要、生産量拡大が見込まれており、GJSS社およびJFEスチール、広州鋼鉄企業集団は連携して、冷延鋼板および溶融亜鉛鍍金鋼板の安定供給につとめます。

【広州JFE鋼板有限公司(Guangzhou JFE Steel Sheet Co., Ltd.)の概要】(2012年4月現在)

(1) 本社 : 広東省広州市南沙区万頃沙鎮

(2) 董事長 : 黄志勇

(3) 総経理 : 斎数正晴(JFEスチールから出向)

(4) 設備 :
冷延鋼板製造設備(年産180万トン)
連続焼鈍設備(年産100万トン)
No.1溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備(年産 40万トン)
No.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備(年産 40万トン)

(5) 製品 : 主として自動車向け、一部家電および建材向け

(6) 社員 : 約700名

(7) 工場 : 広東省広州市南沙開発区内

(8) 総投資額 : 約990百万USドル

(9) 登録資本 : 443百万USドル

(10) 出資比率 :
JFEスチール株式会社     50%
広州鋼鉄企業集団有限公司     50%


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