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ダンプトラックとして国内初オフロード法2011年基準適合のアーティキュレートダンプトラックを新発売【キャタピラージャパン】

2012年2月29日

キャタピラージャパン㈱(会長:A.M.バハジ、社長:竹内 紀行)は、土木工事のほか、砕石・鉱山における原石運搬などで活躍する、3軸6輪駆動のアーティキュレートダンプトラックを2012年3月1日より発売します。

今回発売するCat 740B アーティキュレートダンプトラック(最大積載量39.6トン)は、Cat 740のフルモデルチェンジ機で、ダンプトラックとしては国内初となるオフロード法2011年基準をクリアする環境性能を備えています。また、エンジンの出力およびトルク向上やトランスミッションの改良等によりパワフルで粘り強い走りを実現するとともに、悪路においても優れた走破性を実現するオートマチックトラクションコントロールを採用するなど、優れた生産性を実現しています。さらに、車両の状態やリアビューカメラの映像等を表示するカラーマルチパーパスディスプレイを搭載し、オペレータ環境を向上しています。このほか、耐久性・信頼性・安全性といった面でも一層の向上を図っています。

Cat 740Bの主な特長は次のとおりです。

※ オフロード法 :平成22年特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律。

Cat 740Bの主な特長

1. オフロード法2011年基準適合

1. 電子制御システム、燃料噴射システム、NOxリダクションシステム、アフタートリートメント技術などCaterpillarの持つ最先端のテクノロジーを駆使した新型の環境対応パワーユニットを搭載することで、飛躍的にクリーンな排出ガスを実現。オフロード法2011年基準に適合しています。

2. 優れた生産性

1.エンジン出力を従来機比5%アップ、エンジン最大トルクを同機比4%アップ。優れた走行性能を実現しています。

2. 自動的に最適なクラッチ圧に制御することで、スムーズなシフトチェンジを実現し、優れた乗り心地を提供する電子制御式クラッチ圧コントロールシステム(ECPC)を従来機に引き続き採用したことに加え、ECPCのソフトウェアを改良したことで、さらに乗り心地や走行性能が向上しています。

3. センサが常に車輪のスピードを監視し、不意のスリップにも瞬時に対応するオートマチックトラクションコントロールを装備。悪路においても優れた走行性能を発揮するとともに、煩雑なデフロック操作からオペレータが開放されます。

3. 快適なオペレータ環境

1. 車両や稼動現場の状況、各種設定機能のほか、リアビューカメラの画像を映し出す機能を備えるカラーマルチパネルディスプレイを採用しています。

4. 耐久性・信頼性・安全性の向上

1. 強固な箱型断面構造フレームを採用。耐衝撃性に優れ、万一の場合の機体損傷を低減します。また機体フロント部の底部はフルガードのアンダーカバーを採用しており、急斜面の登坂時や転石による損傷を防止します。

2. 積込み時や後進時の死角を減らし安全性を高めるリアビューカメラを標準装備。またキャブ両サイドの熱線入り大型ミラーは、電動タイプを採用しシートに座ったままで容易に調整ができます。

3. フロントガラス清掃用に専用のハンドレールをキャブ上部に設置。また、車体各所に設けた大型ハンドレールやキャブ内のグラブハンドルにより整備時や昇降時および悪路走行時の安全性も確保しています。

Cat 740Bの主な仕様

標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)

Cat 740B アーティキュレートダンプトラック     95,629,000円


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