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ヤマハスカラロボット新発売【ヤマハ発動機】

2012年2月27日

スカラロボットのラインナップを充実
ヤマハスカラロボット
「YK500XGS/YK600XGS/YK700XGS/YK800XGS/YK900XGS/YK1000XGS」新発売

ヤマハ発動機㈱では、中・大型のスカラ型(水平多関節型)ロボットYKシリーズ(YK500XG~YK1000XG/据え置き型)をベースに、新たに壁面取り付け仕様の「YK500XGS/YK600XGS/YK700XGS/YK800XGS/YK900XGS/YK1000XGS」を開発し、2012年3月1日より発売します。
本製品は、ヤマハスカラロボットの長所である、高速・高精度・高剛性の特徴を受け継ぎながら、取り付け方法を壁面取り付けとしたほか、上向きの作業ができるインバース(逆向き)タイプを設定し、取り付け及び作業方向の自由度を広げるモデルとして開発。
本製品は、お客様の選択肢の拡大や、生産設備の最適化に貢献することで、今後のスカラロボット市場を拡大していくことが期待されます。

市場背景と製品の概要

近年は、スマートフォンやタブレット型端末に代表されるモバイル情報機器の普及や小型精密機械部品の需要増加により、生産設備の小型化・高精度化が急速に進んでいます。当社は、これらの市場要望に応え、精密組み立てを可能にしたスカラ型ロボットを全世界に提供し、2010年には出荷台数世界第1位を獲得しました。*1
「YK500XGS/YK600XGS/YK700XGS/YK800XGS/YK900XGS/YK1000XGS」は、取り付け及び作業方向の自由度を広げ、製造設備の省スペース化や最適化などのユーザーニーズに対応するロボットとして開発したモデルです。
精密組み立てが要求される電気・電子部品や小型精密機械部品の生産設備をはじめ、自動車産業に代表される大型部品の組み立て、移載、搬送など幅広い工程・用途に対応可能なほか、短距離移動から長距離移動、軽量物から重量物まで高速動作を実現します。
また、信頼性の高い多軸ロボットコントローラRCX240との組み合わせにより、初めてのお客様でも簡単にコンパクトなロボットシステムを構築することが可能です。

*1:産業用スカラ型ロボットの2010年の台数ベース出荷実績/富士経済『2011ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望』調べによる

製品の特徴

(1) 取り付け自由度の向上
取り付けを壁面取り付けとしたほか、上向きの作業が可能なインバースタイプを設定。システム設計の自由度を向上し、最適レイアウトにより生産設備のダウンサイズが可能。

(2) 高い位置決め精度

ZR軸は、タイミングベルトを排除したベルトレス構造により、優れた繰り返し位置決め精度(R軸:±0.004°)を実現。これにより、小型部品を高精度で組み立てるアプリケーションに適応可能なほか、長期間にわたり高い位置決め精度を維持。

(3) 高剛性
最大可搬質量が20kg、R軸許容慣性モーメントはクラス最大の1kgm2 (YK700XGS~YK1000XGS)を実現しているため、多品種や複数品を保持できる大型マルチハンドの取り付けが可能。ひとクラス上のスカラロボットと同等の重荷重作業が可能。

(4) 高速性
XY軸合成速度10.6m/sec(YK1000XGS)、標準サイクルタイムも0.45秒(YK500XGS)と高速化を実現。さらに、ゾーン制御機能によりアームの姿勢から最適な加速度、減速度を自動で選択が可能。

(5) メンテナンスフリー

ベルトレス構造により経年劣化の心配が無く、長期間メンテナンスフリーで使用可能。

(6) 高い信頼性

他のヤマハロボット同様、位置検出器にレゾルバを採用。堅牢な構造で光学式エンコーダーに比べて圧倒的な信頼性を発揮。

(7) 使いやすさ
・ アブソリュート位置検出器を標準装備し、始業時のタイムロスを最小に抑えた。
・ ユーザー配線20本、配管φ6×3を本体に標準装備し、コンパクトなレイアウトの配管・配線が可能。

仕様諸元表


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