軽量・小型で高信頼なリチウムイオン電池モジュールがスズキの新型「ソリオ／ソリオバンディット」ハイブリッド仕様車に採用【日立オートモティブシステムズ】

2016年11月30日

日立オートモティブシステムズ㈱（社長執行役員&CEO：関秀明／以下、日立オートモティブシステムズ）の軽量・小型で高信頼なリチウムイオン電池モジュールが、2016年11月29日に販売開始となったスズキ㈱（代表取締役社長：鈴木俊宏／以下、スズキ）の新型「ソリオ／ソリオバンディット」ハイブリッド仕様車に搭載されているパワーパック（高電圧リチウムイオンバッテリー＜100V＞＋インバーター）に採用されました。

今回採用されたリチウムイオン電池モジュールは、グループ会社である日立ビークルエナジー㈱が長年の採用実績で培ってきた量産・品質管理などのノウハウを生かして製造しており、高性能・高信頼性の電池セルと、電池セルの電圧を検知する電圧検出基板を1つの筐体にまとめています。樹脂ケースを使用することで電池モジュールとして35%（当社従来製品比）の軽量化を図りました。また、高さも37%（当社従来製品比）低減したコンパクトな電池モジュールであり、搭載性に優れています。

日立オートモティブシステムズは1999年に世界に先駆けて車載用リチウムイオン電池事業を開始し、これまで乗用車のほか、バスやトラックといった商用車など、幅広いハイブリッド車両向けに累計1,000万セル以上（2016年9月末時点）のリチウムイオン電池を納入してきました。長年にわたる採用実績や、市場からのフィードバックにより培ってきた量産、品質管理などのノウハウを生かした当社のリチウムイオン電池は、国内外のカーメーカーから高い評価を得ています。

今後も日立オートモティブシステムズは、市場拡大が見込まれる電動化車両向けに高性能・高信頼性のリチウムイオン電池をはじめとする電動パワートレイン製品の提供を通じて、電動化車両の発展に寄与するとともに、環境保全にも貢献していきます。