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鋳造から加工、組立までの一貫生産体制でユニットサプライヤーとしての事業拡大を目指す 国内精密部品製造子会社2社の合併について【ヤマハ発動機】
2016年9月13日
ヤマハ発動機㈱の連結子会社で、二輪車や四輪車、船外機などの精密部品加工製造を行う東洋ベスク㈱と、鋳造部品製造を行う㈱ファインキャテックは、本日開催したそれぞれの取締役会において、東洋ベスク㈱を存続会社として吸収合併することを決議しました。
本合併については、9月28日に行われるそれぞれの株主総会を経て、2017年1月1日付にて実施し、新会社「ヤマハモーター精密部品製造㈱」として新たにスタートします。
今回の合併は、両社が互いの強みを結集して中小物部品の製造だけでなく、高精度なユニット部品の製造にまで事業を拡大し、ユニットサプライヤーとしての位置づけを強化するためのものです。
両社は、昨年末までにそれぞれの製造工場(根堅工場を除く)および本社機能を静岡県周智郡森町の当社森町工場に集約し、生産技術面の連携を強め、鋳造から加工、組立までの一貫生産による事業拡大活動を進めてきました。
この合併により、国内外における今後の競争激化や環境変化に対し、事業競争力を一層強化していきます。
合併後の新会社の概要
社 名 : ヤマハモーター精密部品製造㈱
事 業 内 容 : 二輪車・四輪車・船外機・産業機器などの精密部品の製造・販売および輸出入、設備・冶工具・刃具類
の設計・製造・販売および輸出入
本社所在地 : 静岡県周智郡森町中川1-2
資 本 金 : 3億1,080万円
株 主 : ヤマハ発動機㈱ 100% (間接所有0.1%含む)
代 表 者 : 代表取締役社長 吉永良輔
(現:東洋ベスク㈱/㈱ファインキャテック 代表取締役社長)
統 合 期 日 : 2017年1月1日
合併前の2社の概要 (2016年8月31日現在)
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