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南米パラグアイに新型車両を導入【三菱ふそうトラック・バス】
2016年7月20日
● 南米パラグアイで新型車両を販売開始
● パラグアイの厳しい走行環境に耐え得るトラックの投入で、現地顧客の高い期待に応えます
● 国内に10拠点以上のネットワークを持つ現地販売会社Condor S.A.C.I社を通して販売
三菱ふそうトラック・バス㈱(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)は、ダイムラー・トラック・アジア(以下 DTA)として協業するDaimler India Commercial Vehicles Pvt. Ltd(以下 DICV社)のオラガダム工場で生産したFUSOブランドのトラックの販売を南米パラグアイで開始しました。
主要産業が農業であるパラグアイでは、農産物の他に原材料、飲料・食料品などの貨物の長距離輸送が求められています。またアップダウンの多い未舗装の道路を高積載で運搬しなければなりません。FUSOの新中型トラック「FA」「FI」は、こうした厳しい環境にも耐えられるよう設計されています。堅牢性に加え、狭い道が多い市内を縦横無尽に走行するため優れた操作性も求められています。
「1970年代にパラグアイ市場に参入して以来、FUSOは小型トラック『キャンター』で好評を得てきました。私たちは、お客様が待ち望んでおられた新中型トラックを発売できることを嬉しく思っています。新型トラック導入によりお客様に魅力あるラインアップを提供できます。これを機にパラグアイでのマーケットシェアをさらに拡大します」(MFTBC取締役副社長兼セールス・カスタマーサービス本部長:ミヒャエル・カンパー)
同車両は、国内に10拠点以上のネットワークを持つ現地販売会社Condor S.A.C.I(Condor)社を通して販売されます。MFTBCは2015年9月にCondorとの業務提携を開始し、「キャンター」を販売しています。同社はパラグアイにおけるメルセデスベンツ・ブランドの唯一の代理店であり、1951年から70年以上にわたり、同ブランドの車両を販売しています。
7月13日にパラグアイの首都アスンシオンで開催した発表イベントで、Condorの代表取締役社長Guillermo Quellmalz氏は、「私たちは、ダイムラー商用車のブランドであるFUSOの新製品を当社の製品ラインアップに加えました。新型FUSOはこれまで当社が培った販売とカスタマーサービスにより強化されるでしょう。私たちは本日、パラグアイでFUSOブランドにおける新たな時代をスタートしました」と述べました。
FUSOブランドの新型トラックについて
FUSOブランドの新型トラックは、車両総重量9~16トンの中型トラック「FA」、「FI」および車両総重量または連結車両総重量25~49tの大型トラック「FJ」、「FO」、「FZ」の5機種で構成されており、お客様へより幅広い選択肢を提供しています。同車は、インド南部のチェンナイの近郊に位置するDICV社オラガダム工場で生産されています。
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