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<オフロード法2014年基準適合>中型油圧ショベル「PC120/130-11」を新発売【コマツ】
2016年6月1日
コマツ(社長:大橋徹二)は、最新技術を随所に織り込み、オフロード法(*1)2014年基準に適合した中型油圧ショベル「PC120/130-11」を6月1日から発売しました。
当該機は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載しています。加えて、機体のメインユニットを最適に制御するトータルビークルコントロール(機体総合制御)の更なる進化により、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を当社従来機に比べ12%低減(*2)しました。
また、KomVision(一般建機用周囲監視システム)、ロックレバー自動ロック機能、セカンダリエンジン停止スイッチ、および大型落下防止用ハンドレールを新たに採用し、安全性を高めています。機械モニタには鮮明で見やすい高精細7インチLCDモニタを搭載し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行います。
更に、新車購入時に自動的に付帯される、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた、サービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」の提供により、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献します。
*1.オフロード法 : 特定特殊自動車排出ガスのNOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)排出量の規制等に関する法
律。
*2.当社従来機との比較(当社テスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合があります。
[写真は新発売の「PC120-11」]*一部オプションが含まれています。
[主な商品の特徴]
1.環境、経済性
・特定特殊自動車排出ガス2014年基準適合車
コマツが長年積み重ねてきた独自のエンジンテクノロジーを結集し、新たに開発した新世代エンジンを搭載。特定特
殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアしています。
・燃料消費量12%低減(*2)
機体の稼働状況に合わせて最適に制御するトータルビークルコントロール(機体総合制御)が更に進化。エンジンと
油圧システムの最適制御、油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプや高効率クーリングの採用等により、機械
ポテンシャルを最大限に引き出しながら時間当たり燃料消費量を従来機に比べて12%低減しました。
2.安全・快適性
・KomVision(一般建機用周囲監視システム)
機械側面と後方に設置した3台のカメラを用いて、機械周囲をモニタ上に表示することが出来ます。
・ロックレバー自動ロック機能
オペレータが意図せず、操作レバーやペダルを作動させた状態でロックレバーを解除しても、作業機が自動で停止し
て事故を未然に防ぎます。
・セカンダリエンジン停止スイッチ
緊急時に備えてシート下部にエンジン停止スイッチを装備しています。
・大型落下防止用ハンドレール
マシンキャブからの落下を防ぐハンドレールを新たに設置。エンジン周りの点検・整備が安全に行えます。
3.ICT 、安心
・高精細7インチLCDモニタ
大画面の高精細液晶モニタを新たに搭載し、さまざまな車両情報の表示はもとより、エコガイダンスや運転中の燃料
消費率を表示するエコゲージにより省エネ運転のサポートも行います。
・「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」
特定特殊自動車排出ガス2014年基準適合車のための新車保証プログラムです。無償プログラムと有償プログラムで
構成しており、無償プログラムは、従来の保証(1年間)に加え、以下の項目を追加しています。
①パワーラインの3年間または5,000時間のいずれか早い方までの保証延長
②エンジンのオイル・フィルタ交換(500時間毎に4回)の無償メンテナンス
[発売日] 2016年6月1日
[公表価格]*工場裸渡し消費税抜き
PC120-11 : 1,420万円/ PC130-11 : 1,530万円
[販売目標]800台/年(国内のみ、2機種合計)
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