「エアロクィーン」&「エアロエース」衝突被害軽減ブレーキを強化して発売【三菱ふそうトラック・バス】

2016年5月20日

● 衝突被害軽減ブレーキAMB2.0（エーエムビーニテンゼロ）を標準装備
● 乗客へのシートベルト着用装着啓発DVDを作成し事業者へ配布

三菱ふそうトラック・バス㈱（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO：マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC）は、制動力を強化した衝突被害軽減ブレーキAMB2.0を標準装備した大型観光バス「エアロクィーン」、「エアロエース」、および「エアロエースショートタイプMM」を全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門から5月20日より発売します。

大型観光バス「エアロクィーン」および「エアロエース」は、2013年よりAMBを標準装備していますが、社会の安全意識の高まり、シートベルト着用率の向上を鑑み、このたび衝突被害軽減ブレーキの2次ブレーキの制動力を強化したAMB2.0を標準装備しました。
AMB2.0は、従来のAMBと比較して、制動力を強め衝突時の被害をより軽減します。

エアロクィーン　撮影用特別仕様車（イメージ）

さらなる安全への啓発活動

AMB2.0の装備で、急制動時の安全を確保するためには、走行中のシートベルト着用が必須となります。社会の安全意識の高まりや、法規による後席シートベルトの着用義務化により、シートベルト着用率は向上していますが、当社はさらにその着用率を上げる必要があると考えます。
衝突時の被害軽減はもとより、AMB2.0の作動を含む急制動による車内事故を防止するため、車両の出発前に乗客の方々のシートベルト着用を促すための啓発映像を作成しました。この映像を収めたDVDを出荷時に各車両に積み込み、事業者様が乗客向けに利用していただけるように配布いたします。
また、AMB2.0作動時にシートベルト未着用の場合、乗客が受けるダメージをダミー人形を使って表現した映像を、事業者様向けの研修用DVDとして配布いたします。

年間販売目標台数

「エアロクィーン」、「エアロエース」&「エアロエースショートタイプMM」計 1,200台/年

車両スペック及び東京地区販売価格　（消費税含む：税率8%）

「2016バステクフォーラム」でAMB2.0を実演

当社は2016年5月27日（金）開催の「2016バステクフォーラム」にてAMB2.0の実演を行います。（午前1回、午後2回：乗車には当日配布の整理券が必要です）また、他にも小型バス「ローザ」4WDの試乗車と大型観光バス「エアロクィーン」（2015東京モーターショー出展シートを搭載）の展示車を出展いたします。

「バステクフォーラム」は㈱ぽると出版主催による、最新バスとバス関連の最新技術が体験できる催しです。