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高い作業効率と使いやすさを両立したトラクター「YT2シリーズ」を発売【ヤンマー】
2016年3月22日
ヤンマー㈱(本社大阪市:社長 山岡健人、以下ヤンマー)は、高い作業効率と使いやすさを両立したトラクター「YT2シリーズ」を発売します。
「YT2シリーズ」は、中山間地の小規模経営農家や都市近郊の兼業農家の皆様でも快適に作業して頂ける使いやすさを追求しました。シンプルなレバーやスイッチ類のレイアウトをはじめ、段変速や前後進切り替えもノークラッチで行える「J-change Plus」を搭載し、誰でも簡単に操作することが可能です。また、凹凸をなくすことで作業中に必要な乗り降りの負荷を軽減するフラットフロアやエンジンからの振動を抑えるフロア防振構造で、快適な乗り心地を実現しています。他にも、耕うん作業の仕上がり精度を大幅に改善した「新型ロータリー」を採用。ロータリーの爪配列や爪形状およびカバー形状を見直すことで反転性能と鋤き込み性能を向上させ、ワンランク上の作業性能を実現しています。
当モデルの発売により、「YTシリーズ」で小規模兼業農家から大規模農家まで対応可能な幅広いラインナップを展開し、様々なお客様のニーズにマッチした提案を行ってまいります。
1.商品名 : ヤンマートラクター「YT2シリーズ」 YT222/225/228(J)/232(J)
2.販売開始日 : 2016年4月1日
3.製品価格 : 1,715,000~4,470,000円(消費税抜き メーカー希望小売価格 デルタ仕様含む)
4.主な特長 :
(1)誰でも使いやすい操作性
● 10段変速や前後進切り替えもノークラッチで行える「J-change Plus」を搭載し、従来モデルに慣れた方や初めて
トラクターを扱う方など、誰でも簡単に操作することが可能です。
①フィンガータッチリバーサ : 前後進の切り替えはクラッチを踏まずにハンドル手元のレバーだけで操作が可能
です。
②10段主変速レバー : 直線に配置されたレバーの軽い操作で10段階にノークラッチで変速でき、変速ショックも
解消できます。
③ノークラッチブレーキストップ : 停止操作もクラッチを踏むことなく操作できます。
(2)快適な乗り心地
● クラッチハウジングに新形状を採用し、HST※1をクラッチ側に移動させることで段差のない乗り降りしやすいフ
ラットフロアを実現しています。
(3)新型ロータリーによる耕うん作業の仕上がり精度向上
● ロータリーの爪配列や爪形状およびカバー形状を見直すことで、反転性能と鋤き込み性能をアップしました。
● 従来モデル※2より大径化した490mmの爪回転径により深起こしができ、中間山地・棚田での水持ちが向上。さら
に約20mm深耕することができます。
※1 HST : 油圧ポンプと油圧モータを1つのハウジングに組み入れた静油圧無段変速機
(「Hydro-Static Transmission」=HST)。
※2 従来モデル : EG200に搭載のロータリーと比較(回転径450mm)
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。
詳しくは、「ヤンマーについて」をご覧ください。
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