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鉄道車両用主変圧器で日本メーカー初の国際鉄道産業標準規格(IRIS)認証取得【三菱電機】
2016年1月28日
欧州向け鉄道車両用主変圧器の販売を強化
鉄道車両用主変圧器で日本メーカー初の国際鉄道産業標準規格(IRIS)認証取得
三菱電機㈱は、鉄道車両用主変圧器で、「国際鉄道産業標準規格※1(International Railway Industry Standard,以下IRIS)」の認証を日本メーカーとして初めて取得しましたのでお知らせします。今回の認定取得を機に、当社は2020年度、欧州市場での交通システム事業の売上高200億円を目指します。
※1 : 2006年に欧州鉄道産業連盟(Association of the European Rail Industry,以下UNIFE)が制定した、鉄道産
業に特化した国際的な規格
認証取得の背景・狙い
近年の環境意識の高まりにより、鉄道は環境負荷の少ない移動・輸送手段として重要度がますます高くなっています。新興国では社会インフラ整備の一環として組み込まれるなど、世界各国で高速鉄道の整備計画が進み需要拡大が見込まれます。鉄道車両用主変圧器は、交流方式鉄道車両に搭載され、パンタグラフで受けた電力を、車両を駆動するための主回路と空調装置などを運転するための補助回路に分けて電力を供給する重要な機器です。
当社は交通システム事業をグローバルに展開するために、IRISの公式認定機関であるロイドレジスタークオリティアシュアランスリミテッド(Lloyd’s Register Quality Assurance Limited)から鉄道車両用主変圧器で日本メーカー初となるIRIS認証を取得しました。鉄道車両用主変圧器のIRIS取得企業としてUNIFEの認証企業リストに登録されることにより、鉄道産業サプライヤーからの調達要求規格に応えるとともに、欧州向け交通システム事業での認知度向上による販売加速が期待されます。
今回の認定取得を機に、当社は2020年度、欧州市場での交通システム事業の売上高200億円を目指します。
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