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〈世界初インテリジェントマシンコントロール実現〉ICT油圧ショベル 後方超小旋回機に系列拡大「PC128USi-10」国内市場導入【コマツ】

2015年12月24日

コマツ(社長:大橋徹二)は、ICT油圧ショベル「PC128USi-10」の国内市場導入を開始しました。(*1)当機は昨年10月に導入開始した中型ICT油圧ショベル「PC200i-10」に続く、コマツ製ICT油圧ショベルの系列拡大商品です。

当機は後方超小旋回油圧ショベル「USシリーズ」に、「PC200i-10」と同等のICTコンポーネントを搭載しており、国内の小規模開発の道路工事、管工事、小規模造成等の幅広い現場への情報化施工導入を担う主力商品となります。

ICT油圧ショベルは、GNSS(GPS+GLONASS)アンテナと基準局から得たバケット刃先の位置情報を施工設計データに照合しながら、設計面を傷つけないように作業機(ブーム、アーム、バケット)操作を制御する、世界初(*2)「インテリジェントマシンコントロール」を実現しています。バケットの刃先が設計面に達すると作業機が自動的に停止、また、アシスト機能で刃先が設計面に沿って動くため、オペレーターは掘り過ぎを気にせずに掘削作業が行えます。従来施工と比べて丁張りや検測などの作業工程を大幅に削減できるため、お客様の施工効率の向上に貢献するとともに、機械周辺で作業補助する人員も削減できるので現場の安全性向上にも寄与します。

コマツは、建設現場のあらゆる情報をICTで繋ぎ、安全で生産性の高い「未来の現場」を実現するソリューション事業「スマートコンストラクション」を2015年2月より日本で開始し、これまでICT建機の国内の導入現場数(*3)は1,000を超えました。このたびの系列拡大により更にICT建機の導入現場数を拡大していきます。

コマツはこれからもスマートコンストラクションを通じて、安全で生産性の高い未来の建設現場をお客様と共に実現させていきます。

(*1)日本市場での導入は、コマツレンタル㈱およびコマツのグループレンタル各社から開始。
(*2)当社調べ。市販ベースのクローラー式油圧ショベル、ホイール式油圧ショベルにおいて。
(*3)ICT建機の国内導入を開始した2013年9月からの累計現場数。


[ICT油圧ショベル PC128USi-10]*一部オプションが含まれています



ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。








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