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大型トラック「スーパーグレートV」に新モデルを追加して発売【三菱ふそうトラック・バス】
2015年10月6日
● 高速走行主体のお客様向けに「エコドライブパッケージ装着車」を追加設定
● クラス初、13L級エンジン搭載 GVW 20トンダンプ車に重量車燃費基準+5%達成車を新規設定
● FP-R(4×2セミトラクタ)全車にMDAS-Ⅲ&LDWSを標準装備
三菱ふそうトラック・バス㈱(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)は、燃費性能・安全機能を充実した、大型トラック「スーパーグレートV」を、10月5日より全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門から発売しました。
大型トラック「スーパーグレートV」は、12段INOMAT-Ⅱ仕様FU、FS及びFYのモデルに、高速走行主体のお客様向けに実燃費改善機能を盛り込んだ「エコドライブパッケージ装着車」を追加設定しました。
また、13L級エンジン搭載GVW20トンダンプ車に、クラス初となる平成27年度重量車燃費基準+5%達成車を設定しました。新車購入時の自動車取得税※1及び自動車重量税※2が減税となります。
さらに、FP-R(4×2セミトラクタ)全車に運転注意力モニター/車線逸脱警報システム「MDAS-Ⅲ(Mitsubishi Driver’s Attention monitoring System:エムダス スリー)&LDWS(Lane Departure Warning System)」を標準装備し、高速走行時の安全性能を向上しました。
1. 商品特長
(1) 高速走行主体のお客様向けに「エコドライブパッケージ装着車」を追加設定
高速走行が主体のカーゴ系12段INOMAT-Ⅱ(イノマット ツー)搭載車に、実燃費を改善する機能を標準装備した「エコドライブパッケージ装着車」を追加設定しました。
「エコドライブパッケージ装着車」では、以下の機能を新たに装備しました。
■ 12段INOMAT-Ⅱ Eco-Mode 2.0
従来の「ECOモード」機能を「エコドライブパッケージ装着車」に対応して、変速タイミングを最適化しました。
■ 動力遮断自動制御システム
「D-ER」スイッチON、12段INOMAT-ⅡのDレンジでドライバーがアクセル操作、ブレーキ操作、補助ブレーキ操作を行わず巡
航している間、動力伝達を自動的に遮断して惰性走行を積極的に活用します。
■ オートクルーズ エコノミーコントロール機能
オートクルーズ中に車速が低下した場合、通常は即時に車速回復制御を行いますが、「ECOモード」スイッチON時は、速度復
帰に必要な駆動トルクに制限をかけ、緩やかな車速復帰を行います。
■ パワーステアリングオイルポンプ小型化
■ ファイナルギヤ比を2.277に変更(FU 12段INOMAT-Ⅱ車)
■ OD(オーバードライブ)付トランスミッションの搭載(FS,FY 12段INOMAT-Ⅱ車)
(2) GVW 20トンダンプに平成27年度重量車燃費基準+5%達成車を新規設定
13L級エンジン搭載のGVW 20トンダンプにクラス初の平成27年度重量車燃費基準+5%達成車を新規設定しました。ISS(アイドリングストップ&スタートシステム)の標準採用により、燃費性能と環境性能の向上を実現し、平成27年度重量車燃費基準+5%達成と平成21年度排出ガス規制NOx及びPM10%以上軽減を同時に取得しました。これにより、自動車重量税※1と自動車取得税※2が減税となり、新車購入時のお客様の負担を軽減します。
(3) FP-R(4×2セミトラクタ)全車にMDAS-Ⅲ&LDWSを標準装備
三菱ふそうが世界に先駆けて開発した、運転注意力モニター/車線逸脱警報システム「MDAS-Ⅲ&LDWS」をFP-R(4×2セミトラクタ)全車に標準装備し、高速走行時の安全性能を向上しました。
2. 車両スペック及び東京地区販売価格 (消費税含む:税率8%)
「このたび、2016年モデルのスーパーグレートVを発表できることを誇りに思います。当社のトラックは、安全性能・環境性能・経済性のいずれの点でも、高いポテンシャルがありますが、当社純正サービスとの組み合わせにより、お客様の車両の24時間365日の稼働を力強くサポートいたします。これからも、お客様のビジネスをサポートするために、質の高い車両とメンテナンスを提供してまいります」(MFTBC副社長・セールスジャパン本部長の三輪為夫)
※1 : 自動車重量税の軽減措置は2017年4月30日までとなります
※2 : 自動車取得税の軽減措置は2017年3月31日までとなります
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