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インドネシアで製品ラインアップを拡大【三菱ふそうトラック・バス】
2015年9月8日
● 最大の輸出国であるインドネシアで新たな製品を追加し、お客様の選択肢を拡大します
● “ゼロダウンタイム”をコンセプトに24時間対応サービスを拡充します
● ダイムラー・トラック・アジアは、新車種投入とカスタマーサービス強化で、中長期的にマーケットシェアを50%まで拡大、
シェアトップを維持します
三菱ふそうトラック・バス㈱(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下MFTBC)は、ダイムラー・トラックス・アジア(以下、DTA)として協業するDaimler India Commercial Vehicles Pvt. Ltd(以下、DICV社)のオラガダム工場で生産した大型トラックのトラクターヘッドFZ 4928を、インドネシアで発売する予定です。同車種は、8月20~30日に開催された、東南アジア最大の自動車展示会「Gaikindo Indonesia International Auto Show (GIIAS) 2015」で披露されました。
同トラクターヘッドのインドネシアへの投入は、FUSOモデルの連結総重量40トン以上のクラスとしては初となります。既に販売しているFI 1217、FJ 2523、FJ 2528に加えることでお客様の選択肢を拡大します。
MFTBCは1970年以来、45年にわたり、トップシェアを維持してきました。これは、お客様と緊密な協力関係を構築し、ニーズに沿った製品とカスタマーサービスを提供してきた結果です。現地販売会社のP.T. Krama Yudha Tiga Berlian Motors(KTB)は、修理とメンテナンスを24時間対応で行う「トラックセンター」をインドネシア各地に導入し、カスタマーサービスの強化を図っています。この取り組みは、お客様の車両の稼働を止めないよう、お客様の営業時間外でも対応可能なサービスを提供するという考えに基づいて実施しています。このような画期的なサービスを導入することで、ビジネスチャンスが途切れることなく、最良の結果を生み出すとともに、お客様に最大限ご満足いただけることを目指します。
「インドネシアでの当社の保有台数は110万台に達しており、最大の輸出市場となっています。私たちは45年にわたってシェアトップであり続けてきたことを誇りに思っています。これは信頼性の高い製品とサービスを提供し続けていることの証です。現地販売会社との協力のもと、マーケットシェアを中長期的に約50%まで拡大したいと考えています」(DTA兼MFTBC取締役副社長兼セールス・カスタマーサービス本部長:ミヒャエル・カンパー)
お客様に更なる選択肢を—
5車種の最新鋭FUSOトラックを全世界で展開
FUSOトラックは、成長市場においてお客様のニーズにマッチするように開発した車両です。車両総重量9~16トンの中型トラック「FA」および「FI」、車両総重量25トン以上の大型トラック「FJ」、「FO」および連結総重量40トンと49トンの大型トラック「FZ」の合計5車種で展開しており、お客様へ幅広い選択肢を提供しています。
同車は、ドイツのダイムラー社が100%出資するインドの子会社、Daimler India Commercial Vehicles Pvt. Ltd. (DICV社) のオラガダム工場で生産しています。
このFUSOトラックは、厳しい走行条件下で厳格な試験を行ない、高い耐久性を実現しています。
インドネシアにおけるFUSOブランド
FUSOは、インドネシアの商用車市場でNo.1のブランドで、マーケットシェアは、46.8%(2014年1-12月)を記録しています。三菱ふそうの製品は、P.T. Krama Yudha Tiga Berlian Motors (KTB)を通じ販売しています。なお、KTBの株式の18%をMFTBCが所有しています。
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