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スエード調人工皮革 ウルトラスエード®が富士重工業「CROSSOVER 7」に採用【東レ】

2015年4月21日

東レ㈱(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)が展開するスエード調人工皮革   ウルトラスエード®は、このたび、富士重工業㈱(本社:東京都渋谷区、社長:吉永泰之、以下「富士重工業」)が4月16日に発売したSUV「CROSSOVER 7(クロスオーバーセブン、正式名称:「EXIGA CROSSOVER 7」(エクシーガ クロスオーバーセブン))」のシートとドアトリムに採用されました。富士重工業の標準仕様車が、ウルトラスエード®ブランドを採用するのは、今回が初めてです。

スエード調人工皮革 ウルトラスエード®は、東レが1970年に開発した独自の超極細繊維の生産・加工技術をベースに開発した、天然スエードのような風合いを持つ先端素材です。40年を越える歴史の中で培った、優れた質感や機能性は、ファッションの世界をはじめインテリアや雑貨、産業用途など様々な分野で上質な高級素材として高く評価されています。
「CROSSOVER 7」は、ファッション性と本格SUVの要素を取り入れた内装に、開放感にあふれる7人乗りのパッケージを併せ持つ、新型クロスオーバーモデルです。
今回、採用されたウルトラスエード®は、タンカラーの染色加工を施したものに細かい穴を開けたパンチングタイプのものです。独特の質感によるスポーティでアクティブな素材感、高い通気性による快適性が、快適な室内空間を備えたSUVである「CROSSOVER 7」のコンセプトと合致したため、採用にいたりました。
加えて、ウルトラスエード®の持つ座席へのホールド性向上に繋がる滑りにくさと、耐摩耗性に優れるという特長が、富士重工業の重視する運転のしやすさに繋がる機能として、評価されました。

東レは、長期経営ビジョン“AP-Growth TORAY 2020”において、東レグループが目指す企業イメージのひとつに先端材料の東レを掲げています。
当社のウルトラスエード®は、先端テクノロジーを用いた斬新で多彩な商品バリエーションと「メイド・イン・ジャパン」のクールなイメージをブランドアイデンティティとする先端素材です。お客様の用途や使用目的に応じたニーズに応えるため、様々な機能や質感を持つウルトラスエード®のラインナップの開発に今後とも注力していきます。
今後も、東レは高分子化学・有機合成化学といったコア技術を駆使し、合繊ならではの機能性に加え、天然素材のような質感をもつ高感性な先端材料の開発に取組んで参ります。


<参考>
1. 富士重工業「CROSSOVER 7」


2. 東レのスエード調人工皮革 ウルトラスエード®の採用部位








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