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業界で最も広い視野表示を実現する車載HUD向けの新型DLPチップセットを発表【日本テキサス・インスツルメンツ】

2015年4月16日

数々の賞に輝いたDLP Cinema DMDで培った適応性と色彩精度を、
自動車のフロントガラス上に実現する、新型チップセット



テキサス・インスツルメンツは、車載HUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)に適した 最初のDLP®チップセット を発表しました。数々の賞に輝いたDLPテクノロジーによる高画質と車載製品の信頼性を兼ね備えた新型チップセットは、業界で最大となる12度もの広い視野(FOV)を持つHUDを実現します。また、高い輝度や色彩、コントラストを実現するとともに、スケーラブルなプラットフォームをメーカー各社に提供します。製品の詳細についてはhttp://www.tij.co.jp/headupdisplayをご覧ください。

『DLP3000-Q1』チップセットは、WVGAの解像度に対応した0.3インチDMD(デジタル・ミラー・デバイス)と、『DLPC120』コントローラで構成され、 次のような利点を備えた新世代のHUDを実現します。

業界で最も広いFOVを提供
 柔軟性の高い『DLP3000-Q1』は、業界で最大となる12度もの広いFOVの HUDを提供。この広いFOVによって、ナビゲーション・インディケータや目標物の詳細な内容を、2mから20m先の知覚深度で運転者の視野内にリアルタイムに表示するなど、数々の仮想現実要素を可能にし、運転者の走行路への集中を維持

飛躍的な輝度とダイナミックレンジ、そして色彩精度
 『DLP3000-Q1』をベースとしたHUDは、全世界の映画館の8割以上が採用しているデジタル・プロジェクタと同じコア・テクノロジーの特徴を有し、輝度は15,000cd/m2(カンデラ/平方メートル)、動的な調光範囲は5,000:1、FOFO(full on/full off)コントラストは1,000:1を超え、NTSC(全米テレビジョン放送方式標準化委員会)色域性能は125パーセントを実現。また、動作温度範囲内での安定した性能を提供し、自動車の耐用年数内の多様な場面において、鮮明なイメージを実現

 さらに、DLPテクノロジーは偏光を必要としないため、偏光メガネの装着時にも問題なくHUDによる画像を見ることが可能

スケーラビリティ
 DLPテクノロジーは光源を限定しないことから、高い信頼性のLEDを活用しながら、車載向けのHUDアプリケーションに適したレーザー光源への将来的な移行も提供
 『DLP3000-Q1』をHUDのPGU(ピクチャ・ジェネレーション・ユニット)のコア部品として使うことで、システム全体をフロントガラスやコンバイナHUDなど、多様な形状だけでなく、すべての自動車モデルラインで実装可能です。これにより、メーカーはより高い収益を確保できます。

TIでは、 最終製品の開発期間を短縮するため、デザインハウス各社による強力なエコシステムを組織しています。このDLP デザイン ネットワーク は、開発各社のハードウェアやソフトウェアの実装、光学系の設計、システムの実装、試作、製造サービスや、ただちに使用できるソリューションなど、現行や新興の顧客各社のニーズをサポートする、多様なネットワークです。

供給とパッケージ
車載HUDアプリケーション向けの『DLP3000-Q1』 チップセットは、現在、大手自動車メーカー各社やティア1サプライヤ各社向けにサンプル供給中です。DLP 0.3インチWVGA DMD はType Aパッケージで、『DLPC120』はZXSパッケージで供給の予定です。

自動車向けDLPチップセットに関する情報
 『DLP3000-Q1』のアプリケーション分野についての ビデオ を参照
概要ページ で、このチップセットの詳細を参照
 TIの HUD ホワイトペーパー(英語)を参照
 TIの革新的な車載向け製品ポートフォリオを参照
DLP デザインハウス・ネットワークを参照

車載向けアプリケーションの技術革新を牽引するTI製品
TIはメーカーとシステム・サプライヤに対して、自動車市場でのワールドクラスの機能の実現を可能にする、先進的で信頼性の高い半導体製品を幅広く提供しています。TIは広範な電源IC、インターフェイス、シグナル・チェーン・ソリューションに加え、DLP®ディスプレイ、ADASおよびインフォテインメント・プロセッサ、Hercules™『TMS570』セーフティ・マイコン、ならびにワイヤレス・コネクティビティ・ソリューションを提供しています。これらのソリューションに対して充実した技術文書 を提供するとともに、厳しいAEC-Q100車載規格やTS 16949規格に準拠した製品のほか、ISO 26262規格に準拠したSafeTI™製品も供給しています。TIの車載用製品の詳細については、http://www.tij.co.jp/automotive をご参照ください。

※DLPおよびDLP CinemaはTexas Instrumentsの登録商標です。DLP PicoおよびSafeTIはTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。

RSS配信について
日本TIでは、製品・技術に関するニュースリリースをRSS配信しています。以下のページにある「RSS配信」のコーナーで「日本TIニュースリリース」をクリックしてください。
http://focus.tij.co.jp/jp/general/docs/rss.tsp

DLP®テクノロジーについて
1996年以来、テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、インテリジェントなディスプレイ技術を含め、世界をリードする、さまざまなディスプレイ機器に採用されており、広範な用途で色彩、コントラスト、明瞭度、輝度の面で優れた特性を持つ高解像度画像を提供してきました。DLPのインテリジェントなディスプレイ機能は、車載、医療、双方向プロジェクションなどの広範なアプリケーションで、ユーザーに対しコンテンツの双方向利用を可能にしています。DLPテクノロジー採用のアプリケーションは、デジタル・シネマ用映写機(DLP Cinema®)や、大規模ホール、会議室、教室、ホームシアターなどの施設で使われる大型ディスプレイ機器から、手のひらに乗るサイズから画像の表示を可能にするDLP Pico®搭載のモバイル機器にまで広がっています。すべてのDLPチップには、超高速でスイッチングを行う最大800万個の極小ミラーが敷き詰められています。この高速スイッチング・スピードの利点により、DLPは今までにない新たなアプリケーションを実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。








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