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スカイアクティブ技術第2弾、新型「マツダ アクセラ」を発売【マツダ】
2011年9月27日
-20km/Lの優れた燃費性能と爽快な走りを実現する、新型エンジン「SKYACTIV-G 2.0」と新型変速機「SKYACTIV-DRIVE」を初搭載-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」をデミオに続き搭載するなど『マツダ アクセラ』(国内仕様車)をマイナーチェンジし、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて本日より販売を開始します。
車両本体価格は消費税込みで1,660,000円~2,678,000円です。月間販売台数は2,000台を計画しています。
新型『アクセラ』は、FF 2.0Lエンジン車のパワートレインを一新し、新開発の2.0L直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」に加え、手動変速機のように、すべりを感じないダイレクト感を実現した新型6速自動変速機「SKYACTIV-DRIVE」をマツダ車で初めて搭載し、爽快な走りを実現しています。また、燃費性能も大幅に高め2.0Lクラス*1トップの20km/L(10・15モード)を達成する機種をラインナップに加えています。(15インチタイヤ装着車)
国内市場では、「マツダ デミオ」に続く「スカイアクティブ テクノロジー」搭載車の第2弾となります。
さらにSKYACTIV-G 2.0搭載車には、楽しく快適な運転操作をサポートする、「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」を採用しています。「i-DM」は、なめらかでめりはりのある運転操作と燃費の向上を促す表示やアドバイスを行い、ドライバーに楽しくかつ低燃費で乗員に快適な運転操作をサポートします。
*1 : ハイブリッド車を除くガソリンエンジン搭載車(マツダ調べ)
新型『マツダ アクセラ』の商品概要
1. より精悍に、より質感を高めたデザイン
「表情豊かなダイナミックなデザイン」をもとに、空力性能を高める(Cd値 : スポーツ0.28、セダン0.26)など機能性を向上しながらエクステリアデザインを洗練させました。インテリアには視認性、操作性を向上する配色や質感の高さを感じさせる素材を用いました。
スカイアクティブ テクノロジーを搭載した車には、その世界観を表現する専用のデザインアイテムを内外装に採用しました。
<SKYACTIV-G 2.0搭載車>
● SKYACTIV-G 2.0搭載車専用のヘッドランプデザイン、リアバッジ、メーターを設定しました。同車は、素早いシフト操作がしやすいSKYACTIV-DRIVE搭載車専用シフトレバーを装備します。
● 剛性が高くロードノイズを低減する新デザインのアルミホイールを設定(17、16インチ)しました。(15Sにも16インチアルミホイールを設定)
<そのほかの機種と共通の変更点>
● 空力性能を向上する新デザインのフロントバンパーを装備しました。(マツダスピード アクセラを除く)
● 躍動感を強調しながら洗練された新しいフロントグリルデザインを採用しました。
● 新色スカイブルーマイカを含む全7色のボディカラーを用意しました。(マツダスピード アクセラはベロシティレッドマイカなど全4色)
● インテリアでは、エアコンの吹き出し口やスイッチなどの操作部位にシルバー加飾を適切に配置して視線を誘導し、操作をしやすくするなどして機能性を高めました。
● 黒色の新しいシート生地の採用や、ブラックのパネル(1.5Lエンジン車を除く)をセンターコンソールに設定するなど質感の高さにこだわったインテリアとしています。
2. 意のままに操って走る歓び
運転操作に対して車がリニアに反応する、ドライバーとクルマとの一体感が途切れない、「統一感」のあるドライビングフィールを実現しました。
<SKYACTIV-G 2.0搭載車>
● FF 2.0L車には、全域でトルクアップし、ゆとりのパフォーマンスとリニアなレスポンスを特徴とする高効率ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車を新設定しました。
同エンジンは、機械抵抗やポンピングロス低減を徹底して開発され、マルチホールインジェクターやキャビティ付ピストン、デュアルS-VTなどの新技術を採用して高効率を追求しています。
SKYACTIV-G 2.0 諸元
種類 : 水冷直列4気筒DOHC16バルブ ——————————————————— |
総排気量 : 1.997L ——————————————————— |
ボア x ストローク : 83.5mm x 91.2mm ——————————————————— |
圧縮比 : 12.0 ——————————————————— |
最高出力(ネット) : 113kW<154PS>/6,000rpm ——————————————————— |
最大トルク(ネット) : 194N・m<19.8kgf・m>/4,100rpm ——————————————————— |
燃料供給装置 : 筒内直接噴射 ——————————————————— |
燃料 : レギュラーガソリン ——————————————————— |
● 新開発の6速自動変速機SKYACTIV-DRIVEは、従来の5速ATから6速に段数を増やしたうえで、従来49%だったロックアップ領域(クラッチ締結状態での走行領域)を82%*に拡大して、手動変速機のようなダイレクトなシフトフィールと、スムーズで力強い加速を実現します。
* JC08モード走行時
● SKYACTIV-DRIVEは、シフト制御用CPUを内蔵するメカトロニクスモジュールを採用してすばやく滑らかな変速を実現します。
● SKYACTIV-G 2.0搭載車は、SKYACTIV-DRIVEとの協調制御を行うことで、ドライバーのアクセル操作に対して、よりスムーズな加減速制御を行えるようにしました。
<そのほかの機種と共通の変更点>
● ボディフレームの板厚増加やクロスメンバーの閉断面化など剛性を向上して操縦安定性の向上と走行時の騒音を低減しました。
● シャシーでは、ステアリング操作に軽快な応答性が得られ、安定感のある、乗り心地の良い走りを実現するチューニングを施しました。
3.優れた環境性能
2.0Lクラストップの燃費性能10・15モードで20km/L(JC08モードで17.2km/Lまたは17.6km/L)をSKYACTIV-G 2.0エンジンを搭載する一部機種で実現しました。マツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop」は、再始動時の燃料消費量を減らすとともに、作動頻度を高め、燃費性能の向上をサポートしています。
<SKYACTIV-G 2.0搭載車>
高効率のSKYACTIV-G 2.0エンジン搭載車には、効率の良いSKYACTIV-DRIVEを組み合わせたほか、アンダーカバー、空力効果を考慮したサイレンサー形状の採用等空力性能を大幅に向上し、低転がり抵抗タイヤ(15インチ)を設定するなどして20km/Lの優れた燃費性能を実現しました。
SKYACTIV-G 2.0搭載車の燃費性能
● i-stopの作動状態や履歴を、インストルメントパネル上方のマルチインフォメーションディスプレイに詳しく表示して、エコドライブを支援します。
● 20S-SKYACTIVと20E-SKYACTIV、20C-SKYACTIVが、「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、エコカー減税に適合しています。
<そのほかの機種と共通の変更点>
● 15S、15C、20E(4WD)には、燃費の良い運転かどうかを表示するエコゲージをメーター中央部に装着しました。
● 全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定を取得しています。
● 15Sと15Cは「平成22年度燃費基準+15%」を達成し、エコカー減税に適合しています。
● マツダは、LCAの実施手法や評価に必要なデータベースの構築・検討を行っています。新型アクセラは、ライフサイクルでの環境負荷を低減しており、CO2排出量を5%、NOx排出量を3%、非メタン炭化水素(NMHC)排出量を2%、硫黄酸化物(SOx)排出量を2%、PM排出量を3%低減しています。
4. 安全装備の充実
アクセラは、アクティブセーフティ技術に注力して開発されており、視認性の向上や操作系の配置、リニアな走行性能などにより、安心感のある運転を実現しています。このたび15SにもDSC(横すべり防止機構)を標準装備し、同装備の装着機種を拡大しました。
また、従来モデル同様以下の安全装備は引き続き設定しています。
● コーナリング中の視認性の向上を図る装備「アダプティブ・フロントライティング・システム」を一部機種に採用しました。
● 後方からの車両の接近を知らせる「リアビークルモニタリングシステム」を一部機種に設定しました。
● 急ブレーキを後続車に知らせる「エマージェンシーシグナルシステム」を全車に標準装備しました。
『マツダ アクセラ』のメーカー希望小売価格は以下のとおり
新世代ドライブ体験キャンペーン「JAPAN DRIVE Fest(ジャパン・ドライブ・フェス)」を開催
マツダは、新型「マツダ アクセラ」の発売を機に、ドライバーに楽しく乗員全員が快適な走りを楽しむことができ、燃費向上にも効果的なマツダ独自の技術「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」を活用して、新世代技術スカイアクティブテクノロジーを体験していただく試乗キャンペーン「ジャパン・ドライブ・フェス」を2011年10月8日から全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、およびマツダオートザム系販売店にて実施します。
「i-DM」の採点機能を活用し、試乗を体験いただいたドライバー同士の運転スコアを競う、これまでにないドライブキャンペーンです。
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