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新型ピックアップトラック『トライトン』を発売【三菱自動車工業】

2014年11月18日

三菱自動車は、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(以下、MMTh)のラムチャバン工場で生産している1トンピックアップトラック『トライトン』を、9年ぶりにフルモデルチェンジし、18日よりタイで販売を開始しました。先代モデル同様、タイでの発売後、アセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次投入し、約150ヶ国に輸出する計画です。

新型『トライトン』は、働くクルマとしての機能性・信頼性を向上しながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指して開発しました。デザインは、アスリートを彷彿させる筋肉質で無駄の無い躍動感溢れるスタイリングとし、ゆとりある居住空間、十分な積載容量、クラストップの取り回しの良さを実現しています。また、耐久性・堅牢性に優れるシャシーフレームと衝突安全強化ボディ「RISE※1」の採用により高い安全性を確保。新開発ディーゼルエンジンの採用、要所に配した遮音・吸音・制振対策、サスペンションの最適なチューニング等により、乗用車並みの室内静粛性と滑らかな乗り心地を実現しています。キャビンタイプはダブルキャブ・シングルキャブ・クラブキャブの3タイプを設定し、エンジンはクラストップレベルの環境性能と動力性能を発揮する新開発の2.4L MIVEC※2ディーゼルターボエンジンのほか、実績のある2.5Lディーゼルターボエンジンと2.4Lガソリンエンジンの3機種をラインアップ。キャビンタイプ・エンジン・駆動方式・各種機能装備を、販売する地域に最適な仕様として、プライベートユースからビジネスユースまで、多種多様な幅広いお客様のご要望にお応えします。

三菱自動車は、1978年よりピックアップトラックを生産しており、36年間で400万台以上を全世界で販売しております。3代目からタイにて集中生産を行い、今回の新型『トライトン』で5代目となります。また、ラムチャバン工場は、三菱自動車において最大の生産規模を有しており、累計生産台数350万台、累計輸出台数は250万台を突破するなど、グローバル生産拠点として着実に発展しています。

三菱自動車会長兼CEOの益子修は、タイで開催された新型『トライトン』の発表会にて、「先代『トライトン』は2005年8月に販売を開始し、本年9月末迄に全世界で累計126万台を販売しました。当社の事業再生に最も大きな貢献をした車であり、当社にとって最も重要な車の一つです。当社は今後、持続的成長と企業価値の向上に取り組んで行きますが、新型『トライトン』が先代『トライトン』と同様に、当社の主力車種であり続ける事を期待しています」と述べました。

*1・・・Reinforced Impact Safety Evolution
*2・・・Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system



【MMThの概要】
設立 : 1987年1月
本社所在地 : 88 Moo, Phaholyothin Road, Klongnueng, Klongluang, Pathumthani 12120
ラムチャバン工場所在地 : 199, Moo 3, Laemchabang Industrial Estates, Tungsukhla, Sriracha, Chonburi, 20230
代表者 : 植木 将彦 (うえき まさひこ)取締役社長 兼 CEO
資本金 : 70億バーツ
従業員数 : 約7,530名
生産車種 : 第1工場 : 『ランサーEX』『パジェロスポーツ』
     第2工場 : 『トライトン(L200)』『パジェロスポーツ』
     第3工場 : 『ミラージュ』『アトラージュ』


MMTh生産/販売/輸出実績








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